「え、ウソ…」お気に入りブーツが数歩で壊れた!?子育て中に気付いた大切なこと【体験談】
子育てに追われていたある日、久しぶりにお気に入りのショートブーツを履いてみようと思い立った私。ところが、思いがけない出来事が起きました。 ★関連記事:「 …
ウーマンカレンダー woman calendar
ライターのとりだまり まどさんが弱音を吐きつつゆるくつづる、子宮頸がんの記録「子宮頸がんゆる闘病記」
2015年に子宮頸がんが判明した、とりだまり まどさんの闘病体験を描いたマンガ。おなかの膨らみが大きくなっていることに気付き、婦人科を受診したとりだまりさん。その後、がんの専門病院で詳しい検査を受けた結果、がんが確定しました。子宮頸がんの手術のためおこなった全身麻酔で全身の震えと吐き気という副作用が2つ出ました。
子宮頸がんの手術後1日目から歩行練習をおこなったとりだまりさん。上半身を起こすだけでも吐き気がありましたが、看護師さんから「でも、起きる!」「無理でも立つ!」「吐いても立つ!」と厳しい指導を受けました。
歩行練習後、あまりのしんどさにようやく痛み止めを変更してもらうようにリクエストしました。すると一晩中我慢していた痛みがラクになり……。


痛み止めの種類を変えてもらったら、びっくりするほど痛みを感じなくなりました。痛みがないって、なんて幸せなんだろう!
苦痛が消えた反動で、気持ちがラクになり、周りを見渡す余裕も出ました。
そして、ストレスも影響しているのか、自分の汗が獣のようなにおいになっていることにも気付いた私。
点滴で入れている薬のにおいと、獣のような汗くささが相まって、「お願いだから、誰もそばに来ないで!」という状態に。そんなワイルドな香りを放ちつつ、2日目の夜がやって来ました。


夜になって、ようやく手術をした実感が湧きました。
もともと子どもを持ちたいという欲がほぼなかったので、がんになって子宮と卵巣を取ると言われたときも、「女性ホルモンが出なくなって、女らしくなくなったら嫌だなぁ」と、それくらいにしか考えていませんでした。
ただ、実際に子宮と卵巣がなくなると、何とも言い表せない喪失感が……。
「産まない」のと、「産めない」のは、同じことではないようです。
「産まない」は自分の選択の結果だったりするけど、「産めない」は産むことも産まないことも、自分じゃ選べないってことだからなぁ。
選べないと、なんだか希望を奪われたような気がしてしまう。初めから産む予定なんてなくても、「なんだかなぁ」と感じてしまうのです。
とはいえ、時間は巻き戻せないし、おかげで私は今も生きていられるわけだし。
ありがとう、というのは、ちょっと違う気がするけれど、子宮と卵巣、いなくなってしまったあなたたちのおかげで、私は今も生きてるよ。
ー------------------------
子宮と卵巣が自分の体からなくなったことを実感し、がんが判明してから初めて少しだけ泣いたと、どりだまりさん。喪失感を受け入れるのは、つらいものですよね。
※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
監修/天神尚子先生(三鷹レディースクリニック院長)
日本医科大学産婦人科入局後、派遣病院を経て、米国ローレンスリバモア国立研究所留学。その後、日本医科大学付属病院講師となり、平成7年5月から三楽病院勤務。日本医科大学付属病院客員講師、三楽病院産婦人科科長を務めた後、退職。2004年2月2日より、三鷹レディースクリニックを開業。
★関連記事:どんな夫婦にでも起こる? がんの治療後、立ちはだかったのは夫婦生活の壁 #子宮頸がんとレス 1
あなたの体験談も教えて! 抽選でギフト券進呈
自身も子宮全摘手術を受けた宮島もっちーさんが、フォロワーのもずくさんの子宮全摘の様子を描いた手術体験マンガ。 性交未体験のもずくさんは、30歳のときに受けた子宮頸がん検診にトラウマ...
続きを読む自身も子宮全摘手術を受けた宮島もっちーさんが、フォロワーのもずくさんの子宮全摘の様子を描いた手術体験マンガ。 30歳の子宮頸がん検診の経腟エコー検査(経腟超音波検査)が苦痛だったこ...
続きを読む自身も子宮全摘手術を受けた宮島もっちーさんが、フォロワーのもずくさんの子宮全摘の様子を描いた手術体験マンガ。 40代後半のもずくさんが婦人科を受診すると、複数の子宮筋腫が見つかり、...
続きを読む自身も子宮全摘手術を受けた宮島もっちーさんが、フォロワーのもずくさんの子宮全摘の様子を描いた手術体験マンガ。 ナプキンを2枚使っても昼は2時間もたない……。過多月経にもかかわらず、...
続きを読む自身も子宮全摘手術を受けた宮島もっちーさんが、フォロワーのもずくさんの子宮全摘の様子を描いた手術体験マンガ。 開腹手術で子宮全摘することになったもずくさん。医師から寄り添いの言葉を...
続きを読む子育てに追われていたある日、久しぶりにお気に入りのショートブーツを履いてみようと思い立った私。ところが、思いがけない出来事が起きました。 ★関連記事:「 …
とあるゲーム制作会社に入社した私。最終学歴は中卒ですが、独学でプログラミングを学び、フリーランスとしていくつかのゲーム開発に関わってきました。本格的な大 …
私は夫と義母の3人で暮らす、アラフォーの専業主婦です。結婚前は介護施設でヘルパーとして働いていましたが、結婚を機に退職し、現在は自宅で義母の介護をしてい …
私は会社の和式トイレでスクワットをしています。スクワットを続けることで、疲労回復やストレス解消、体脂肪率の低下に効果があることを実感しました。和式トイレ …
人気マンガ家・イラストレーターの和田フミ江さんが、実家をたたむという切実なテーマについて描いたマンガ。実家片付け初日に母と衝突し失敗。その後、自分の黒歴 …
フワリーさんの知人の実体験をマンガ化。親による支配から、夫とすれ違いの生活を送ることになった女性の再生物語。 婚活パーティーで出会った咲夜(さくや)と楽 …
義父は絵に描いたような昭和の亭主関白。家族で誰よりも優先されないと満足できません。「あれを持ってこい」「それについて聞いておけ」など、ささいなことも自分 …
口臭や体臭はデリケートな問題。今回は歯科医の先生と職場の先輩のにおいに辟易した2人のエピソードです。においは自分では気付きにくく、周囲も指摘しづらいもの …