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せっかくきれいに化粧をしたのに、すぐに汗で落ちてしまう。なんてことありませんか? 体は汗をかいていないのに顔にだけ汗をかいてしまう「顔面多汗症」。多汗症の一種だそうですが、「顔汗」との違いは何なのでしょうか。整形外科医であり、美容医療やエイジングケアにも詳しい中村光伸先生に教えていただきました。
監修/中村光伸先生(光伸メディカルクリニック院長)
整形外科医の知見から骨の仕組み、体の動かし方を活かした骨のトレーニングを提唱する骨の専門医。骨の強化と全身の機能回復を両立する「骨たたき」を考案。若々しい体を取り戻す「リバースエイジング」の専門家としてメディアにも多数出演。著書に『医者が考案した骨粗しょう症を防ぐ1分間骨たたき』『ひざたたき 世界一かんたんな健康法』(アスコム)。
★関連記事:汗だくになるのはホットフラッシュじゃなかった!? 汗が吹き出る「多汗症」とは【医師解説】
「顔面多汗症というのは局所多汗症の一種です。局所性多汗症というのは、汗腺が集中している脇の下や手のひら、足の裏などに発汗が多い病気のことです。
多汗症は原因が不明なこともありますが、何らかの病気に合併して発症することもあります。
それに対して顔汗というのは、暑いときや緊張したときに顔に汗をかいてしまうというように、汗をかく原因が明確な場合のことをいいます。いわゆる汗っかきというものです。
最近では空調設備の整った室内にいることが増え、汗腺の機能が低下している人が多くいます。
しかし、比較的心臓に近い顔や首周りの汗腺は活発なままで、顔やその周辺に汗が出てしまうのです。そのため、局所多汗症の中でも顔面多汗症になる人が増えています」(中村先生)
多汗症の原因は自律神経の乱れやホルモン分泌の異常、不規則な生活習慣だといわれています。それ以外にも刺激物が交感神経を優位にしてしまい、汗が出てしまうそう……。
「カフェインやカプサイシンなどの刺激物は交感神経を刺激し、発汗を促してしまうことがあります。
そのため、コーヒーの飲み過ぎや辛いものの過剰摂取は控えましょう。しかし、ほっとひと息をついたり、自分の好きなものを食べたいときもありますよね。
制限し過ぎすぎることもストレスになってしまいますので、適度な範囲で自分の好きなものを飲んだり食べたりしてください。
また、湯船に浸からずシャワーだけで済ませてしまうこともNGです。湯船に浸かることで汗をかき、全身の汗腺を活性化させることが大切です」(中村先生)
顔面多汗症への治療法は生活習慣を正すことから始まるそうです。
「バランスの取れた食事や十分な睡眠の確保など、自律神経を整えることは汗腺を刺激する交感神経の働きに影響します。自律神経を整えるためには生活習慣を整えることが大切です。
他にはお風呂で湯船のお湯にゆっくりと浸かる温浴や汗をかくような運動をおすすめします。筋トレやヨガなど屋内で汗をかくことも、顔だけから汗が出ることの予防になります。
ほとんど汗をかかずにいる状態が続くと、心臓から遠い部分の汗腺の働きが鈍くなるので、全身の汗腺を活性化させることが大切です。
薬は桂枝加黄耆湯(けいしかおうぎとう)や黄耆建中湯(おうぎけんちゅうとう)という漢方薬を処方することが多いです。漢方については薬局で売っているものでも構いませんが、自分の体にあったものを飲むようにしてください」(中村先生)
顔からの汗が多くて悩む方は多くいます。中には汗が目立って人前に出るのも恥ずかしい……という方もいるそう。日ごろから運動などで汗をかくようにするなどして、汗とじょうずに付き合えるといいですね。
※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
取材・文/ウーマンカレンダー
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