「さっさと出ていけ!」母の葬儀後、義姉が放った衝撃の言葉…私の冷静な返答で顔面蒼白になったワケ
私は、余命わずかな母を最期まで見届けたい一心で仕事を辞め、母の介護に専念していました。一方で兄の妻である義姉は、母が亡くなった後の遺品に強い関心があるよ …
ウーマンカレンダー woman calendar
昔から私は、できの良い弟と比べては暴言を投げてくる母親にいつも邪険にされてきました。やさしかった父は早くに他界し、家にいる大人は母だけ。できる限り、学歴主義の母の望みに沿うよう努力してきましたが、大学入試で失敗すると家を出ていけと言われたのです。
★関連記事:婚約者の名家に結婚のあいさつに行くと「低学歴の男は帰れ!」と追い返された⇒その後、衝撃の事実が
高校の卒業式を前にしたある日。私は、母から突然宣言されました。「あんたは今日中にこの家から出ていきなさい」
私は驚きましたが、それでも思い当たる節がありました。「それってもしかして、母さんが指定していた大学に落ちたから……?」
「そうよ。勝手に滑り止めの三流大学に入学を決めて負け犬人生を自分で選んだんだから、もう私や弟には関わらないで。あんたみたいなできそこないの息子はいらないわ」
いきなり家を追い出されることに怒りを覚えながらも、他方では「この鬼母と縁を切って自立できるならいいや」と、どこかで諦観した私。ただ、気がかりは弟のことでした。
「わかった、俺は出ていく。でもあいつには母さんの理想ばかり押し付けないで。弟だって1人の人間なんだ」
「あの子はあんたとは違って天才なの! 勝ち組人生を突き進むのよ」
聞く耳持たずの母を前に、もう言うことは何もありません。私は、「もう二度と会うことがないよう祈っているよ」という最後の言葉を残して、実家を出たのでした。
あれから5年後。私は、大学入学を機に1人暮らしをしていた弟が、とある一流商社から内定をもらったということを聞きました。実はあの鬼母には内緒で、こっそり連絡を取り合っていたのです。離れても、私にとってはかわいい弟。あの母親に育てられたとは思えないほど素直で偉ぶることもなく、ずっと兄の私を慕ってくれていたのです。
ということで、その日は彼の内定祝い。久々に再会し、2人で食事をしていたとき、弟の携帯に母から何通もメッセージが届きました。内定のことを知り、早く実家に顔を出せと催促している様子です。
「一流商社に就職なんて、やっぱりあなたは天才ね!」
「消えたアホ長男とは大違い」
「は?母さん何も知らないの?」
「え?」
ため息をついて私に画面を見せた弟。「あの人、兄さんのことまだこんなふうに……こうなったらもう言ってやる! いいだろ、兄さん?」。そう息巻く弟は、私が返事をする間もなくすでに返信していました。
「今兄さんがどれだけ成功していると思うのさ」
あなたの体験談も教えて! 抽選でギフト券進呈
私が出世をかけて地方へ単身赴任することになったとき、結婚してまだ2年の妻は「私は都会に残る」と言い、別居生活が始まりました。しばらくはそれぞれが新しい生活に慣れようと努力していまし...
続きを読む夫と結婚して17年がたちました。最初は仲も良く、お互いを思いやる関係でしたが、年月を重ねるうちに少しずつ価値観の違いが浮き彫りになっていきました。仕事や家計、子育てに対する考え方が...
続きを読む私は結婚してからずっと、義母から学歴のことで心ない言葉を投げかけられてきました。義母は、夫の兄家族(長男家族)をひいきにしていて、ことあるごとに比較されるのです。実は義母自身も私と...
続きを読む静かに暮らしていた私のもとに、長男の嫁からの子守依頼が増えていきました。最初は気軽に引き受けていましたが、次第に予定のある日にも頼まれるように。そんな矢先、私の入院をきっかけに「同...
続きを読む還暦を迎える私は息子夫婦と同居中。嫁のために家事を引き受けていたのですが、余計なお世話だったよう。「全部お義母さんがやるから自分がダメ嫁にされる」とか「味気ない和食ばかり」とか、い...
続きを読む私は、余命わずかな母を最期まで見届けたい一心で仕事を辞め、母の介護に専念していました。一方で兄の妻である義姉は、母が亡くなった後の遺品に強い関心があるよ …
私は結婚してからずっと、義母から学歴のことで心ない言葉を投げかけられてきました。義母は、夫の兄家族(長男家族)をひいきにしていて、ことあるごとに比較され …
夫と結婚して17年がたちました。最初は仲も良く、お互いを思いやる関係でしたが、年月を重ねるうちに少しずつ価値観の違いが浮き彫りになっていきました。仕事や …
私が出世をかけて地方へ単身赴任することになったとき、結婚してまだ2年の妻は「私は都会に残る」と言い、別居生活が始まりました。しばらくはそれぞれが新しい生 …
静かに暮らしていた私のもとに、長男の嫁からの子守依頼が増えていきました。最初は気軽に引き受けていましたが、次第に予定のある日にも頼まれるように。そんな矢 …
無責任で自分勝手な夫に愛想を尽かし、ついに離婚することになった私。中学1年生の娘はもちろん引き取るつもりでいたのですが、娘からのひと言をきっかけに、思い …
今の会社に転職してから順調に昇給していた私は、ついに海外転勤が決まりました。てっきり喜ぶと思って妻にすぐ報告したところ、とんでもない返答が。実は、妻には …
私は40代の専業主婦です。夫と息子と仲良く暮らしていますが、最近の心配はまさにその息子。高校生ながらインフルエンサーとして活動し、それなりに収入もあるの …