「右手が動かない…」40歳目前で気付いた異変。複数の診療科を巡ってわかったまさかの難病とは
美容師としての日々を支えてくれた右手。その違和感が人生を大きく変えるとは、当時の私は想像もしていませんでした。自分の体と向き合い、悩み、そして希望を見つ …
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2024年の2月くらいから、なんとなく喉に違和感を感じていた私。推し活で大きな声を出そうものならむせたりするし、声質もガサガサに。花粉や年齢のせいかと思っていたけれど、良くなる気配がなく病院へ行った結果についてお伝えします。
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2月を過ぎたころから、なんとなく喉がイガイガするような違和感を覚えるようになりました。年明けから花粉症の症状が出ていたので、これも花粉のせいかな? と気楽に考えていたのですが、3月に入ると症状はさらに悪化。
3月初めに推しのライブに行ったときも大きな声を出すとむせたり、声がガラガラになるなどの症状が……。花粉もあるけど年齢のせいもあるのかな? と当初は考えていましたが、大規模小売店に勤務している私。館内放送をかけることもあるのですが、放送の最中も声が出しにくい、途中で声がかすれるなどの症状が出始めて仕事にも支障が出てきたので、これは病院へ行かなければと耳鼻咽喉科を受診することにしました。
近くに耳鼻咽喉科がなかったこともあり、また、もし万が一手術が必要だったらという場合も考え、自宅から車で15分ほどの大学病院にかかることにしました。
喉の違和感や声が出しにくい、かすれるなどの症状を先生に伝えると、たしかに花粉や黄砂などで喉の違和感などを訴える患者さんが増えているとのことでした。
私の場合、通常の会話程度では声がかすれる症状もない上に声もクリアなタイプなので、症状を話している様子を見た先生にはあまり違和感はなかったのではないかと思います。ですが仕事にも支障が出ており、会議やミーティングでも声を張って話す機会が多いため、しっかり原因を把握しておきたいと伝えると、先生も同意してくださり、細い管のような内視鏡を鼻から入れて喉の様子を見る検査をすることになりました。
自分で検査をお願いしたものの、鼻から内視鏡、と言われるとちょっと怖くなり、オエってなったらどうしよう……などの不安が頭をグルグルとかけ巡りました。
いざ検査が始まると、内視鏡とはいえ本当に細い糸のような管なので大きな痛みはなく、多少の違和感がある程度でした。
気になる診断結果は「声帯ポリープ」。右の声帯に小さなポリープがあるそうで、一番は「大きな声を出さないようにして安静にする」とのことでした。喫煙も原因の1つだそうですが、私はたばこを吸わないので、仕事で話す機会が多いことや声の出し方に問題があるケースが考えられるようです。
しばらくは様子を見て、良くならない、さらに悪くなるなどの場合は手術も可能だけれど、声の出し方に問題がある場合にはまたポリープができてしまう可能性も否めないことなどの説明を受けました。
今現在はすぐに手術が必要な状況ではなく、できるだけ大きな声は出さない、仕事での館内放送なども代わってもらえるものは代わってもらうなど、できる限り安静にしてみて、経過を観察していきましょうとのことでした。
とはいえ話すことが仕事の1つ。現在の状況は悪化もせず、良くもならずといった状態です。
最初は花粉や年齢のせいではないか? など安易に考えていた喉の違和感でしたが、実際には声帯ポリープという診断結果でした。声帯ポリープというと歌手などに多いイメージでしたが、言われてみればサービス業という職業柄、声を出している時間は多いほうなのかもしれません。
忙しくてつい後回しになってしまう通院ですが、違和感を覚えたら早めに受診することが大切だと再確認した出来事でした。
※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
監修/高島雅之先生(たかしま耳鼻咽喉科院長)
日本耳鼻咽喉科学会専門医、日本睡眠学会専門医。金沢医科大学医学部卒業。金沢医科大学耳鼻咽喉科で講師を務めたのち、2007年に開院。「病気の状態や経過について可能な範囲でわかりやすく説明する」ことをモットーに地域医療に従事。「宇都宮スリープセンター」を併設し睡眠医療にも携わる。テレビやラジオなどメディアでも、いろいろなジャンルにおいて医療情報を発信。著書に『専門医が教える鼻と睡眠の深い関係 鼻スッキリで夜ぐっすり』(クロスメディア・パブリッシング)があり、Amazonのカテゴリー7つで1位を獲得。
イラスト/sawawa
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