- 2025.05.15
- スカッと体験談,
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私は10代からこっそりひっそりと痔と付き合っているアラフォー女子です。過度なダイエットの影響で10代から便秘がちとなり、切れ痔を発症。その後、おしりに負担のかかる生活習慣がたたってか、いぼ痔も経験しています。ただ最近、痔は息を潜めていて「もしかして治ったかも!?」と思っていたのですが……。
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私は人生の半分以上の期間、痔と付き合っています。少々言いづらいですが、私の思春期・青年期は痔とともにありました。
私は10代前半から、猛烈にダイエットをしていました。というのも、テレビに映るスラリとした体形の同世代アイドルに憧れていたのです。ただ、ダイエット方法は完全に独自のもので、自分なりの食事制限を続けていった結果、便秘がちになりました。
でも痩せるためには排便したい。トイレで粘ることが日課となっていたある日、生理じゃないのにトイレットペーパーに血が付いていました。「腸の病気かも」 と慌てて母親に相談して内科を受診すると、肛門が切れているとのこと。これが初めて切れ痔に遭遇した瞬間でした。
中学生のころから大学を卒業するまで、私は部活のテニスにのめり込みました。このころから年々、切れ痔だけでなく、おしりからポコッと何かが出ているかのような違和感に悩まされ始めました。
恐る恐る鏡で確認しましたが、いぼ痔(痔核)のようでした。インターネットで調べてみると、テニスはストロークやスマッシュ時におしりに負担がかかりやすいのだとか。このままではマズいと思いつつも、恥ずかしくてなかなか病院を受診できませんでした。
大学卒業後から20代後半にかけては、痔がさらに悪化したように思います。私は営業職としてメーカーに就職しましたが、ハイヒールで立ちっぱなし 、重い商品を持ち運ぶ、体が冷える、といったことが続くと、おしりに痛みがありました。
接待で大量にお酒を飲んだ次の日も痛みを感じることが多々……。生理じゃないのに下着に血がつくことがあり、なんとなくナプキンを着けていると安心でした。
そこでようやく勇気を出して肛門科を初受診すると、やはりいぼ痔とのこと。注入薬を処方してもらい治療を開始しました。
10代から痔と付き合っている私ですが、30代で妊娠、出産を経験したことで痔の症状はさらに悪化の一途をたどります。
妊娠中は便秘がちで、赤ちゃんの重みも加わりおしりにとても負担がかかっていました。「こんな状態で踏ん張って大丈夫なの!?」と痔を抱えての出産が不安になるほど。
産婦人科の先生に事前に痔を伝えていたので出産直後はこっそり対処してくれましたが、日に日におしりの違和感は増す一方……。このままの状態でひとりではどうしようもできないと思い、産後健診で早々に医師へ相談して注入薬での対症療法を再開しました。
私は出産をきっかけに営業職を辞めて、毎日ハイヒールを履く生活を卒業しました。スニーカーやローヒールの靴を愛用するようになり、足に負担なく履けることにびっくりしたことを覚えています。
また、授乳のためにお酒も断ち、子どもといっしょに毎日湯船につかり、体を温める習慣もつきました。
こうした生活を送ること数年、生活習慣の変化のおかげか痔がまさかの急激な回復を見せます。産後は猛烈に痛く、出血や腫れが気になっていたおしりですが、子育てをするうちにいつしか気にならなくなっていたのです!
「あんなに長い付き合いだった痔と、ようやく決別できたんじゃないか」 とさえ思いました。
子どもが5歳になり子育てにも慣れてきたころには、身の回りのお世話や寝かしつけなどに費やす時間が減り、晩酌を楽しむ日や夜更かしをする日も増えてきました。
自分時間があるとはいえ運動をすることなく、買い物以外は基本的に家で過ごし、好きな時間におやつを食べるダラけた生活なので、運動不足や便秘も気になり始めました。
そこで軽い気持ちで始めたのがオンラインヨガでした。オンラインなら初心者でも手軽に始められそうだったので、健康のために体を動かす機会を作ろうと参加しました。
しかし、ここで事件が起こります。久しぶりの運動で、無意識に張り切り過ぎてしまったのでしょうか。ちょっと無理なポーズを取った瞬間、おしりにぴょこっと違和感が!「まさか、痔!?」と、とても嫌な予感しかありませんでした……。
まだはっきりと痔の再発を確認していませんが、この違和感には経験上思い当たる節があります。現在、一旦はそのまま経過観察を続けていますが、もっと悪化する前に治療を再開する必要があるかなと検討しているところです。
痔とは長い付き合いですが、ここ最近は症状に悩まされる日が減っていたため完全に油断していました。まさかヨガのポーズで出てくることになろうとは……。こうなる前に日ごろから自分をいたわる生活をしないといけなかったと、食生活やお酒との付き合い方、便秘予防のための適度な運動の大切さを痛感中です。できればこれ以上、痔を悪化させたくありません。痔はよく一生の付き合いと言われますが、できるだけ主張してきてこないでほしいと願う日々です。
※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
監修/里村仁志先生(里村クリニック院長)
消化器疾患が専門。2003年 獨協医科大学医学部卒業、2005年獨協医科大学第1外科、2016年さいたま赤十字病院外科を経て、現在に至る。
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