「実家に帰ろう」私の不機嫌を見抜いて夫が使う切り札。その言葉に隠された計算とやさしさの正体は
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2023年の冬に左肩が五十肩になり整体やストレッチをおこなってみたのですが、夏が来るころに自然と痛みは引いていきました。やっと不自由さから解放されたと喜んだのもつかの間、2024年の冬は今度は右肩があの痛みに襲われてしまいました。2度目の五十肩の痛みを和らげるために、私が試してみたことを紹介します。
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2023年の冬に突如襲われた左肩の痛み。整形外科の受診、整体、ストレッチなどいろいろおこなってみたものの、夏を迎えるころにはいつの間にか痛みはなくなっていました。五十肩経験者の諸先輩方から聞いた通りでした。「よかったよかった……」と安心したのもつかの間、年が明けた2024年冬。今度は右肩があの嫌な感じの痛みに始まり、ほどなく肩の関節から腕にかけてズキズキしてきました。昨年受診した整形外科に行くと、やはり五十肩との診断でした。「今度は右肩かぁ……つらい」。
しかし、そこは五十肩2年目の私。ゴールが見えなかった昨年とは違います。いずれ痛みは治まってくるものと思い、それまで痛みをできるだけ和らげ、できることをしてみようと思いました。運動不足解消のためにしていたストレッチでは、ジャンプしながら両手を頭の上で合わせる動きや、縄なし縄跳びで手首を回したりする動き、頭の後ろで肘を曲げる動きをおこないました。ストレッチをした後は、肩の痛みが和らいでいるのを実感しました。
普段おこなっていたストレッチにちょっとした動きを加えただけで肩の痛みが和らいだ気がしたので、「五十肩に向けたストレッチならもっと効果があるかもしれない」と思い、五十肩のためのストレッチをネットで検索してみました。いくつかのストレッチがありましたが、その中で家事やデスクワークの合間にできるものがあったので、私はそれらのストレッチをちょっとした隙間時間を利用して毎日少しずつおこなうことにしました。
私が隙間時間におこなったストレッチは主に次の2つです。
1つ目は、あお向けに寝て膝を立て、両膝をそろえて左に倒します。このとき、両腕を一直線になるように横に伸ばしているので、膝を倒したときに右肩から腰にかけてストレッチ効果を感じて、気持ちが良いです。
2つ目は、右肘をテーブルに付けて右手首を左手で軽くつかみ、肩の位置を保ったまま上半身をテーブルと平行に左右に揺らします。こちらは右肩がほぐれる感じがしました。
整形外科の医師から聞いたところによると、発症から2週間程度の急性期は、痛みを和らげる貼り薬が効果があるとのことで、日中痛みが強いときは冷湿布を貼っていました。急性期を過ぎた後はお風呂で温まると痛みが和らいでいたので、私の場合は温めたほうが良いのかもしれないと思いました。その後寝る前にストレッチをすることで体が温まり、効果が上がったように感じました。
前回の痛みのときは毎週整体に通っていました。実感としてはそのときは気持ち良く、痛みは取り除けるものの五十肩の治療は結局、毎日コツコツ自宅でストレッチするしかないと思いました。発症から約半年の現在、ズキズキした痛みはなくなり少しずつ可動域も広がってきています。これから暑い夏を迎えるころ痛みがなくなることを期待して体を動かしていこうと思います。
※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
監修/菊池大和先生(医療法人ONE きくち総合診療クリニック 理事長・院長)
地域密着の総合診療かかりつけ医として、内科から整形外科、アレルギー科や心療内科など、ほぼすべての診療科目を扱っている。日本の医療体制や課題についての書籍出版もしており、地上波メディアにも出演中。
イラスト/sawawa
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