「口元に線が?」40代が気付いたほうれい線。お金をかけず対策してみた【体験談】
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あるとき、左のふくらはぎの後ろに直径7mm程度の黒いほくろのようなものがあるのを発見しました。私の思い描くほくろよりサイズが大きくて、なんだか膨らみがあるように見えます。色も小豆色よりで濃く、これはもしかして皮膚がんなのではと思いながらも2年以上放置していたのですが、先日思い立って皮膚科へ行くことにしました。その結果をお伝えします。
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子どもの中学校の入学式の日、久々に肌色のストッキングをはくことになりました。つま先から破れないようにゆっくり膝下まで上げていくとき、ふと目に入った黒い物体。
何かの汚れがついたのかと思い、顔を近づけてよく見てみると表面が少しかさついたような小豆大のほくろに見えました。
えっ!? こんなところにほくろなんてあった? そのとき頭をよぎったのは皮膚がんではないかという不安でした。なぜならそのほくろのようなものは少しだけ盛り上がっているように見えたからです。
発見時はとても不安であったにもかかわらず、痛くもかゆくもなく、服を着てしまえば目に入らない場所だったので、そのほくろのようなものの存在をすっかり忘れて日々の生活を送っていました。
毎日忙しくゆっくり自分の体調や体の変化を確認することもできていませんでした。そんなとき、私の妹が皮膚科でシミ取りの施術を受けたという話を聞きました。
私も顔ではありませんが鎖骨のあたりに直径5mmくらいの薄いシミがあるので、顔の施術は怖いけれど、体なら痛みも少ないし、料金も安いので思い切って受けてみようと皮膚科に診察の予約をしました。
診察日、待ち時間に左ふくらはぎの後ろのほくろのことを思い出し、鎖骨下のシミと一緒に先生に見せると、それぞれ大きさの計測と写真を撮られました。
先生は皮膚症状の説明に使う図鑑のような本をペラペラとめくって、あるページを開くと私に差し出しました。
そこには「老人性色素斑」と書かれていました。「老人性」というワードに一瞬ドキッとしましたが、「日光性色素斑とも言われていて、加齢と共にできやすくて、紫外線が原因なんですよ」と説明がありました。
どうやら鎖骨下のシミは「老人性色素斑」だったそう。左ふくらはぎのほくろのようなものも同じ「老人性色素斑」らしく、皮膚がんではありませんでした。
それまで、日焼けに対してもあまり対策をしておらず、この年齢になってツケが回ってきたなあと落胆しました。
その日は液体窒素を塗って、後日それぞれのシミをレーザーで除去することに。予約がいっぱいですぐに施術ができないとのことだったので、約1カ月後に施術の予約をして帰宅しました。
若いころは20年後に自分がどうなっているかなど考えもせず、日焼け止めも満足に塗らずに過ごしていました。それが今の年齢になって、肌にきっちり現れ、もはや自分の努力ではどうにもならない状態にまで進行していました。
今回はシミ取りで対応できたし、悪性のものではなかったのでよかったですが、常日ごろから自分の体には意識を払って異常を早期発見できるようにしたいと思いました。
※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
監修/窪田徹矢先生(くぼたクリニック松戸五香院長)
獨協医科大学医学部卒業。千葉医療センター、成田赤十字病院で研修を積み、国保松戸市立病院泌尿器科に勤務。その後千葉西総合病院泌尿器科にて医長、部長を歴任。2017年、くぼたクリニック松戸五香を開院。2024年に新鎌ケ谷くぼた皮膚科泌尿器科を開院、日本泌尿器科学会専門医・指導医。専門は泌尿器科および皮膚のトラブル、生活習慣病を含めた内科まで幅広く診察。メディア出演も多数あり、医者YouTuberとしての情報発信もおこなっている。著書に『EDかも!?と思ったら読む本』(自由国民社)がある。
イラスト/マメ美
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