医師「近視は治るけど老眼が強く出ますよ」え?意味なし?レーシック手術を検討した私が断念したワケ
小学生のころからド近眼で、高校生からはコンタクトレンズを利用していました。40歳でレーシック手術を検討したものの、医師の言葉で近視矯正を断念したことがあ …
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あれも、これもとしなければならないことが重なり、忙しい日々。それが連日続き、寝不足だと感じていました。すると突然、視界の片隅に黒い糸くずのようなものが現れました。驚いてパチクリと瞬きをすると、パッと消えてなくなるのです。でも時間がたつとまた、視界の片隅に黒い糸くずのようなものがぼんやり現れました。そしてまた、瞬きや視線をクルリと変えると、消えるのです。それが1日に何度も繰り返し現れました。
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夏休みも終盤に差し掛かったころのことです。子どもの宿題や課題を見なければならない上、自分のおこなうべきこともいくつか重なり、慌しい日々が続きました。すると突然、視界の隅のほうに現れた黒い糸くずのような物体。 「あれ? 何?」と驚き、瞬きをすると、パッとその黒い糸くずは消え、いつも通りの状態に戻りました。
「たまたま見えただけなのかな?」と気にせずにいると、また視界の片隅に黒い糸くずがぼんやり見えてきて、再び瞬きをしたりその黒い糸を見ようと視線を変えたりすると、サッと消えてしまうのです。
そんなことが、その日の午後から夕方にかけて何度か繰り返されました。洗濯物を取り込もうと外に出たとき。電気のついた洗面所で手を洗っているときなど、黒い糸くずが視界の片隅に見えたのでした。
「これは一体何?」と、ネットで調べると「飛蚊症」という症状が出てきました。私が見た黒い糸くずのような物が飛蚊症でも見えるそうで、それを知り一気に不安になりました。ネットの説明によれば飛蚊症は、目の老化現象の1つ。また若くても、スマホなどの小さな画面を見続けることによる目の負担や視力低下、ストレスなどによっても引き起こされるのだそうです。
今のところ、私の周りの人で「飛蚊症かも?」という話を聞いたことはありませんでした。でも、突然現れた黒い糸くずがどうしても気になるので、一番身近な存在の夫に相談しました。夫は私より3歳年上の44歳なのですが、意外や意外!! 夫はすでに飛蚊症だったのでした。夫の話によれば、常に黒い蚊のような虫が1匹飛んでいるそうです。
夫は当初、飛蚊症かもと疑った際に、眼科で診察を受けていました。その際、眼科医に、「飛蚊症は老化現象の1つ。一度現れると消えないし、特に薬も対策もない。だから慣れるしかないね。きっとそのうち気にならなくなるよ」と言われたそうです。だから夫は特に何の処置もなく、今も変わらず普通に過ごしています。
そして私が「今日初めて視界の片隅に黒い糸くずが見えた」と伝えると、夫は「寝不足だったりしない? それで一時的に見えることもあるらしいよ」と言いました。たしかに、そのころ私は寝不足気味でした。そこで夫のアドバイスを聞き、その日はいつもより早く寝ることにしました。
しっかり睡眠が取れた翌日は、朝からスッキリ起きることができました。昨日いきなり現れた黒い糸のようなものがまた視界の片隅に現れないか、しばらく様子を見ました。また現れるようなら、一度眼科へ行こうと考えていたからです。
ですがあの日以来、一度も現れることなく快適な日々を過ごせています。あれから数カ月経過。黒い糸くずのような物が現れることはありません。ハードコンタクトレンズを装着している私。黒い糸くずのような物が見えた日には、コンタクトレンズに汚れが付着していないかも確認し、念入りに洗浄もおこないました。
不思議なことに、視野の片隅に黒い糸くずのような物体が見えたのは、あの日だけ。なぜそんなことが起こったのかはわかりません。自分で思い当たるとすれば、寝不足気味であったことです。
けれど、これは今の私に対する忠告だと思い、しっかり睡眠を取ることと、目に負担をかけないよう心がけています。若いころとは違い、無理がきかない年齢と自覚。目を休ませ、睡眠時間をしっかり確保し自分をいたわってあげようと思いました。長時間のパソコンやスマホの閲覧は控え、休憩時間はできるだけ外を眺め、遠くを見て目を休めるようにしています。
ある日突然現れた、黒い糸くずのような物。視界の片隅にそれは現れ、瞬きしたり、視線を変えたりすると消えてなくなるのです。目の老化現象の1つである飛蚊症かと疑いましたが、寝不足気味であったため、睡眠を十分取った翌日には、黒い糸くずのような物は現れなくなりました。
たった1日だけの体験でしたが、これは忠告だと捉え、睡眠時間の確保と目を休ませ時間を設けるように意識。長時間に及ぶパソコンやスマホの閲覧は控え、合間に目を休める時間を確保。休憩時間は、できる限り遠くを眺めるようにもしています。
若いころと違い、無理がきかない年齢であると自覚し、睡眠の大切さと目をいたわる習慣を意識するようになりました。
※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
監修/田辺直樹先生(田辺眼科クリニック院長)
日本眼科学会認定専門医。札幌医科大学医学部卒業。名鉄病院、名古屋大学、知多市民病院で眼科医員、公立学校共済組合 東海中央病院で眼科医長を務めたのち、2004年に地元愛知県名古屋市にて、田辺眼科クリニックを開院。子どもからお年寄りまで幅広い目の悩みに対するきめ細かいケアに定評がある。
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています。
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