「もう限界…」不妊治療中も産後も夫はパチスロ通い。激怒した妻が取った最終手段とは
不妊治療を始めてからも、夫は相変わらずパチスロ通いをやめませんでした。治療費の負担、入院、そして孤独な妊娠生活。心も体も限界を迎えたとき、私はある決断を …
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久しぶりに家族とバドミントンをしたところ、すぐに息が切れてしまいました。腕も上がらなくなり、運動不足を痛感しています。その後、膝の辺りが重く感じましたが、筋肉痛だろうと気にせずにいました。ところが翌日になり、両膝に重さだけでなく、腫れた感じとだるさも出てきたのです。
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数日様子を見ましたが、膝の違和感は残ったままだったため、整形外科を受診しました。問診や触診の結果、やはり両膝とも腫れており、だるさや重さは膝に水がたまったためとわかりました。
また、X線検査をしたところ、わずかに膝内側の軟骨がすり減っていたのです。先生からは「まだ問題になるほどではないけれど、変形性膝関節症(へんけいせいひざかんせつしょう)が始まっている」と言われました。膝関節の軟骨が徐々にすり減り、痛みが出る病気で、水がたまるケースも多いそうです。
治療は、注射器で膝の水を抜き、ヒアルロン酸を1週間に1回、全部で5回注射します。まずは、症状が重い左足から始め、その後、様子を見て右膝の治療を始めるように勧められました。日常生活に大した支障はないものの、数日後に出掛ける予定が入っていたため、すぐに治療してもらえてホッとしました。
しかし、「水を抜くなんて嫌だよね? 次の機会でもいいよ」と先生は治療に消極的な様子。「今日でいいのでお願いします!」と言うと、水を抜き、続けてヒアルロン酸の注射もしてくれました。治療直後は違和感や痛みが残り、もしかして悪化したかもと思いましたが、数日で不快感が軽くなったのです。
整形外科からの帰り道、処方された湿布をもらいに、かかりつけの薬局に寄りました。膝の水を抜いてきた話をすると、薬剤師さんは「膝の水を抜くのは痛いってよく聞くから、絶対にやりたくない!」と言います。整形外科の先生が治療に積極的でなかった理由は、これだったようです。たしかに、水を抜くのもヒアルロン酸の注射も、それなりに痛みはありました。しかし、ずっと歩きにくさを感じるより、治療してもらってよかったと感じています。
結局、左足の膝から抜いた水は7mlでした。普通は10ml程度たまると、違和感を覚えて受診する人が多いそうです。「7mlではあまり感じないのですが、若いからすぐに違和感に気付いたのでしょう」と言われました。
このように、40代で膝に水がたまる人は少なく、ヒアルロン酸の注射回数も、通常は5回のところ「若いから3回で様子を見ましょう」と変更されました。結局、左膝は3回の注射で症状がなくなり、右足も左膝の治療中に重さやだるさは治りました。
水がたまった膝は、大したことなく治療も終了しました。しかし、初期とはいえ変形性膝関節症が始まっているとわかり、ショックを受けました。かかるのは50代以降だと思っていたからです。減った軟骨は戻らないので、膝の筋肉を鍛える方法を教わりました。今は、早く気付けてよかったと思っています。
※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
監修/中村光伸先生(光伸メディカルクリニック院長)
整形外科医の知見から骨の仕組み、体の動かし方を活かした骨のトレーニングを提唱する骨の専門医。骨の強化と全身の機能回復を両立する「骨たたき」を考案。若々しい体を取り戻す「リバースエイジング」の専門家としてメディアにも多数出演。著書に『医者が考案した骨粗しょう症を防ぐ1分間骨たたき』『ひざたたき 世界一かんたんな健康法』(アスコム)。
著者:玉沢雅水/40代女性。長野県在住。大学卒業後、5年半ほど住宅メーカーでインテリア営業を中心とした業務に携わる。その後、長野県の司法書士事務所で4年、福島県の事務所で2年半、司法書士の業務補佐に。趣味は小さな家庭菜園で野菜を育てることと、季節の食材で保存食を作ること。
イラスト/sawawa
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2024年8月)
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