「恥ずかしい…」結婚式で服かぶり!?新婦のひと言に固まった私の赤面エピソード【体験談】
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40歳の冬、初めて「いぼ痔」になった私。友だちに痔の手術をした人やいぼ痔・切れ痔を経験した人が数人いたので、痔になったときのつらさや周囲の人たちに打ち明けるときの恥ずかしさなどを聞いていましたが、完全に他人事でした。このときの私はまさか自分の身にも降りかかってくるとは1mmも想像していなかったのです。
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当時の私は毎日ほぼ決まった時間になんの苦労もなくプリっと排便していました。便秘とは無縁の毎日。便秘に悩む友だちからは「快便女王」という喜んでいいのかよくわからない微妙な称号を与えられていました。
そんな私に、いつも通りラクに排便できない日がやってきました。その日はとても寒い日。いつも便意をもよおす時間にトイレに行ったけど、プリっと出てきませんでした。「うーん」と踏ん張りながらやっと出た便は硬くおしりに今まで感じたことのない違和感とほんの少し痛みがありました。
時間がたってもおしりの違和感はなくならず、痛みが増してきた私は「何かおかしい」と思いトイレに行きました。おしりをそっと触ってみると、そこにはぷっくりとした膨らみが! これはもしかしていぼ痔?と思い、いぼ痔経験者の友だちに電話をして経過を説明すると「そりゃ、いぼ痔だね」と言うのです。友だちから病院に行くならどこの肛門科がいいかなどアドバイスをもらい電話を終えました。
その後、痛みはどんどん増すばかり。じっとしているだけなのにチリチリとした痛みが延々と続いていました。
友だちが教えてくれた肛門科は、入院施設もある病院なので、外来は平日の午前中のみ。仕事を休んで病院に行かないといけないため、男性上司に報告しないといけません。「男性にいぼ痔の話をするなんて恥ずかしすぎて言いたくない。でも言わないと休みが取れない……」と、数日間痛みを我慢しながら悩みましたが、このままでは治らないと思い、意を決して男性上司のデスクに向かいました。
ほかの人から離れた所にあるミーティングルームに来てもらい、男性上司に報告。男性上司は「なーんだ。いぼ痔ね。深刻な顔で呼び出すから退職したいって言うかと思って焦ったよ。俺も痔になったことあるよ。休んで病院に行っておいで」と、拍子抜けするくらいあっさりと報告が終わりました。
翌日、病院へ行き先生にいぼ痔を診てもらうと「入院して手術するほど悪くない」と言われてひと安心。先生から「寒くなると血行不良でいぼ痔になる人がいるから、日中は使い捨てカイロとかで体を温めて夜は必ず浴槽に浸かること」と言われたので、その日から早速実行しました。
医師の指示のとおりに使い捨てカイロ、浴槽に浸かることを実行したおかげであんなに痛かったいぼ痔はどんどん小さくなって痛みもなくなり完治しました。男性上司に報告するのは恥ずかしかったけど、「思い切って報告してよかった」と思えた初めてのいぼ痔経験でした。
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※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
監修/駒形依子先生(こまがた医院院長)
2007年東京女子医科大学卒業後、米沢市立病院、東京女子医科大学病院産婦人科、同院東洋医学研究所を経て、2018年1月こまがた医院開業。2021年9月より介護付有料老人ホームの嘱託医兼代表取締役専務に就任し現在に至る。著書に『子宮内膜症は自分で治せる(マキノ出版)』『子宮筋腫は自分で治せる(マキノ出版)』『膣の女子力(KADOKAWA)』『自律神経を逆手にとって子宮を元気にする本(PHP研究所)』がある。
著者:吉野 詠美/40代女性。情報系専門学校を卒業後、技術系事務、経理、ショールーム受付、接客業などの仕事を経験。趣味は、コスメ・メイク・スキンケアなど美容に関することへの探求、読書(ミステリー多め)、アニメや海外ドラマ鑑賞、投資(メインは外国為替取引)など。
イラスト/sawawa
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2024年9月)
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