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自分の親や義理の両親についての体験談を紹介します。

現役時代はバリバリ働く企業戦士だった私の父。大きな病気もなく定年退職を迎え、趣味を楽しむ第二の人生を送っています。そんな父の健康診断に要精密検査の項目が……。大騒ぎして病院で再検査した結果とは? 普段から大げさな、父のお騒がせエピソードを紹介します。
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父は昔からアクティブなタイプ。現役時代は仕事で多忙な中でも夏はキャンプ、冬はスキーと家族で出かける時間を作ってくれていました。退職後も、釣りに登山、家庭菜園など趣味を増やし、これまで特に大きな病気をしたこともありません。一方で、そのせいかごくまれに風邪をひいたり微熱が出たりすると、「気持ちが悪い」「もうだめだ」など、家族に大げさにアピールしてくる少々厄介な一面があります。
現役中は会社で受けていた人間ドックですが、退職してからは市町村でおこなっている検診に毎年きちんと申し込んでおり、自分の健康をしっかり管理。診断結果が返ってくるたびに、今年も絶好調だと私や母に自慢していました。お酒は好きですが、たばこは吸わないし規則正しい生活を送り、最近孫ができてからはより体調に気をつかっていた父でしたが……。
1年前、父が65歳のとき、例年通り市の人間ドックに参加し、ひととおり検査を受けてきました。特に体の不調もないし、きっと今年もオールA判定だと思っていたのでしょう。
しかし、病院から返ってきた診断結果の中で1つだけ要精密検査の項目が。それは、便潜血でした。まったく予期しなかったその結果に、父は2度見したそうです。そして、同封されている再検査のお知らせの用紙をよく見ると、「便潜血検査が陽性になると、大腸がんや大腸ポリープなどの疑いがあります」という注意書きが。これを見て一気に不安が押し寄せます。
驚いた父は、その夜すぐに母に相談。深刻そうに父から「俺はがんかもしれない」と突然言われた母のほうもびっくりです。翌日には私も呼び出され、「がんだったらどうしよう」と大騒ぎ。そこで母と私でいろいろ調べてみると、腸炎や痔でも便潜血はあるということだったので、そんなに再検査の前から心配しすぎないほうがいいのでは、と説得しました。
が、父は腸炎や痔ならもっと痛みや症状があるはずだ! とネガティブ思考。結局、近所の消化器内科を受診する日まで、1週間ほど父は不安を抱えながら過ごしていました。
いよいよ検査当日、母によれば父はローテンションで病院に向かったそうです。さて、いざ大腸ファイバーで一番奥の盲腸から順番に腸内を見ていくと、腫瘍やボリープの影はありません。先生にも「きれいですね」と言われながら直腸まで下りてきました。父が何もなかったのかと思いかけた矢先、最後に先生が「あーこれですね」と何かを発見した様子。え! やっぱりがん!? と覚悟を決めて耳にした病名は……、なんといぼ痔でした!
先述したとおり、これまでまったく痛みや違和感がなかったため、いぼ痔と言われてもすぐに理解ができません。しかし、母と私を巻き込み大腸がんかもしれないと騒いでいた父は、徐々に拍子抜けしひと安心したようです。
精密検査から戻ると、父は神妙な面持ちで母と私に切り出し「実は……、痔だった!!」と告白しながら大笑いする始末。振り回された私と母は、あきれつつも胸をなで下ろしました。
先生によると、症状がないのであればこのままでも構わないとのこと。しかし、このままだとおそらく毎年人間ドックで便潜血が陽性になるだろうと。そのたびに下剤を飲んだり大腸にカメラを入れたりするのは、65歳過ぎの体には負担になってしまうかもしれません。そこで、手術で取り除くことを提案されたそうです。
早速父は、いぼ痔切除の手術を受けるために近所の総合病院に入院。2泊3日の外科手術で無事に退院し、すっきりした表情で帰宅してきました。
結局、便潜血の原因は、痛くもかゆくもないいぼ痔だったというのは、父にとって少し恥ずかしい結果に終わったのでした。当時は、がんだったらと大騒ぎした父に対し、いつもみたいに大げさに考え過ぎだと感じる部分がありました。
しかし、大病なわけないだろうと再検査を受けずに手遅れになるパターンよりも、父のように怖がってすぐに病院に足を運ぶほうが正しいと今は考えます。私はどちらかというと自分の不調は後回しにしてしまうタイプでしたが、健康管理をおろそかにしてはいけないと考えを改めるきっかけになりました。
※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
監修/里村仁志先生(里村クリニック院長)
消化器疾患が専門。2003年 獨協医科大学医学部卒業、2005年獨協医科大学第1外科、2016年さいたま赤十字病院外科を経て、現在に至る。
イラスト/マメ美
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