「どれを使えばいいの…」友人の結婚式でフレンチのフルコース。マナー違反を恐れた私の残念な結末
目次 1. 友人の結婚式で戸惑った瞬間 2. 思うように食べ進められなかった理由 3. 帰宅後の静かな食卓で込み上げてきたのは 4. まとめ 帰宅後の静 …
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待合室には、骨や関節の疾患を紹介するパンフレットがたくさん置かれていました。長男の診察まで時間つぶしに眺めていると、あるパンフレットのイラストが目に飛び込んできました。
パンフレットには手指の第一関節が赤く腫れ上がったイラストが描いてありました。そこには「へバーデン結節」という病名が書かれていました。思わず手に取って読んでみると、その内容は手指の第一関節が赤く腫れたり、曲がったりして、痛みを伴うこともあるとのことでした。まさに自分の手指に起こっている違和感そのもの!
さらに、原因不明の変形性関節症とありました。「これ、私だ……」と思いましたが、そのときは自分が原因不明の疾患にかかっているだなんて信じられませんでした。私は日を改めて、整形外科を受診してみました。予想通り、診断は「へバーデン結節」。
関節の軟骨がすり減り、骨が変形して腫れたり曲がったりする病気だそうです。先生は「手をよく使う人がなりやすいんですよ。変形は治せませんが、痛みは緩和できます」と言い、湿布を関節の周りに巻き、手指の負担を減らして様子を見るよう指示されました。
家で「へバーデン結節」についてネット検索してみると、この名前は疾患の報告者であるへバーデンにちなんでいるとか。ちなみに、第二関節に生じる同様の症状は「ブシャール結節」というそうです。
この病気になりやすいのは「手や手指を頻繁に使う人」。例えば裁縫や刺繍、農業関係の手仕事をしていた人が発症しやすく、40代以降の女性に多く見られ、約8割が主婦なのだとか。母娘や姉妹といった家族内で見られるケースも多いそうです。
そうであれば、365日手を酷使する世の主婦たちは皆、予備軍です。加えて、私はライターで毎日パソコンのキーボードを打つのが生業。趣味のガーデニングも農業並みに重労働で、母も私と同じ手をしていました。
湿布やテーピングで痛みは緩和するそうで、私の手指も2カ月湿布を貼り続けて落ち着いていきました。ただ、痛みや変形が進行すると手術になることもあるようです。主婦が手を使わない訳にはいきませんが、手指に負担の大きい作業は極力避けるようになりました。
発症から十余年。その後、手指の変形は多少進みましたが、痛みはさほど気になりません。大学生と高校生になった子どもたちは、節くれだった私の手を「ハリー・ポッター」に登場する魔法の杖にちなんで「ニワトコの指」と笑います。でも、この不格好な手は私の人生そのものだと、愛着を感じ始めています。
※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
監修/中村光伸先生(光伸メディカルクリニック院長)
整形外科医の知見から骨の仕組み、体の動かし方を活かした骨のトレーニングを提唱する骨の専門医。骨の強化と全身の機能回復を両立する「骨たたき」を考案。若々しい体を取り戻す「リバースエイジング」の専門家としてメディアにも多数出演。著書に『医者が考案した骨粗しょう症を防ぐ1分間骨たたき』『ひざたたき 世界一かんたんな健康法』(アスコム)。
マンガ/へそ
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています
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