「えっ、夫が?」30年信じてきた夫の言葉。検査の日に知った信じられないもう一つの顔とは
目次 1. ずっと信じていた「低血圧の夫」 2. 検査で明らかになった意外な事実 3. ウソを重ねていた夫へのやりきれなさ 4. まとめ ウソを重ねてい …
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その年は27日が夫の仕事納めで、普段より少し早く帰宅した夫は、リビングでだるそうに横たわっている私を見て、腹立たしそうに「夕飯は?」と聞いてきました。「自分の分だけお弁当でも買ってきてもらえばよかったね。私たち、まだちゃんと食べられないから、うどんでも少し作ろうかと思ってるんだけど、あなたもうどんでいい?」と聞くと、急に「何それ! 今日は俺の誕生日だっていうのにっ!」と子どものように怒り始めたのです。私は絶句しました。不穏な空気に子どもたちも凍り付きます。
そう、12月27日は夫の誕生日。いつもなら少し手の込んだ料理とケーキを用意するところですが、その年はそれどころではありませんでした。「こんな状態で、どうして誕生日のごちそうが作れるの?」と抗議すると、夫は「もういいっ!」とすねて書斎へ入って行きました。面倒な夫を野放しにできず、私は重い体に鞭打ってキッチンに立ち食事の準備を始めたのですが、結局夫は年末までへそを曲げていました。
その後、検査で病原性大腸菌O126が検出されました。よく聞くO157ほど重篤ではありませんが、下痢や嘔吐を引き起こす大腸菌の一種だそうです。同じ症状で次々と家族がダウンした状況を見ると、夫から私に、そして子どもたちに感染したのだろうということでした。
クリスマスを台なしにされた子どもたちからは不満が噴出。特に高校受験を控え、冬期講習を3日も休むことになった息子は、父親への怒りが収まらないようでした。事態を冷静に観察していた娘も「お父さんが持ち帰った菌なのに、どうしてお父さんが一番軽く済んで、症状が重い私たちに怒ってるんだろう」と不服そうです。夫にこういう子どもっぽさがあることを承知していた私も、妻子の非常事態に看病するどころか自分の誕生日のごちそうを期待している幼稚で能天気な姿に、このときばかりはあきれ果てたのでした。
幼少期は母親の印象操作で子どもたちの前では良く見せていた父親像ですが、年ごろの子どもたちを前に夫はあっけなく自分の化けの皮を剥がしてしまいました。これを機に、子どもたちの夫への信頼感が揺らぎ、父親の威厳が失われたことは言うまでもありません。妻子のピンチより、自分の誕生日を優先しようとした父親の姿は、子どもたちの心に「失望とあきらめ」を刻み込んだようです。あれから10年たった今も、子どもたちは父親に父親らしさを期待していません。
※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
監修/里村仁志先生(里村クリニック院長)
消化器疾患が専門。2003年 獨協医科大学医学部卒業、2005年獨協医科大学第1外科、2016年さいたま赤十字病院外科を経て、現在に至る。
著者:あらた繭子/50代女性。1999年生まれの息子と2005年生まれの娘をもつフリーライター。長年にわたる無茶な仕事ぶりがたたり、満身創痍の身体にムチを打つ毎日。目下の癒やしは休日のガーデニングと深夜のKPOP動画視聴。
イラスト/おんたま
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2024年12月)
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