「なんて古い機械!」新人査察官が給与計算システムを見て絶句…でも古さがむしろ安全だった驚きの理由
入社して初めて目にした光景は衝撃的でした。黒い画面に浮かぶ緑色の文字、聞いたことのない「COBOL」という言語。時代遅れだと思っていたそのシステムが、今 …
ウーマンカレンダー woman calendar
入社して初めて目にした光景は衝撃的でした。黒い画面に浮かぶ緑色の文字、聞いたことのない「COBOL」という言語。時代遅れだと思っていたそのシステムが、今では私の誇りとなっています。
★関連記事:「好きなことを仕事に!」副業から始めた在宅ワーク。アラフィフ主婦がつかんだ理想の働き方とは
私の会社では、今でもCOBOLという言語で給与計算をしています。黒い画面に浮かぶ鮮やかな緑色の文字、キーボードをたたくカタカタという懐かしい音。新入社員のころは「なんて古いシステムなんだろう」と思っていましたが、今では愛着すら感じています。
ある日、システム監査で来た新任の査察官が、この光景を目にして驚いていました。現代のパソコンしか見たことのない人にとって、これは本当に異世界のような光景だったのでしょう。不適切なソフトウェアの有無を確認するために来られたのですが、そもそも見たことのない言語で、このシステムの調査方法がわからず、困惑している様子でした。
実は、このシステムを操作できる社員は数名しかいません。私も先輩方から手取り足取り教えていただき、やっと使いこなせるようになりました。もしこのシステムを悪用した場合は、操作できる数名の社員が疑われることになります。そのため、管理する側からすると、誰でも使える最新のシステムより、旧式のシステムのほうが安心と言えます。
一見すると時代遅れに見えるかもしれませんが、このシステムにはたしかな良さがあります。新しい技術も素晴らしいですが、古いからこそ持つ価値というものもあるのだと、この経験を通じて実感しています。技術は新旧関係なく、それぞれの持ち味があり、どちらも大切なのだと思います。
最新技術に目を奪われがちな今だからこそ、長年の実績と知恵が詰まった古いシステムの価値に気付かされました。それを使いこなし、次世代に伝えていくことは、単なる技術の伝承以上の意味を持っているのかもしれないと思いました。
※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。
著者:里中武子/40代女性・会社員
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2024年12月)
★関連記事:「頭と眼球が痛い…」パソコン仕事でひどい症状に悩まされた私を救ったのは【体験談】
あなたの体験談も教えて! 抽選でギフト券進呈
私は現在45歳。夫と中学生の娘と義母との4人暮らしで、父が社長を務めていた会社で働きながら日々の家事をこなす兼業主婦です。同居前から義実家にはできる限り尽くして良好な関係を築いてき...
続きを読むインスタグラムやブログでフォロワーの体験談を基に、不妊治療のあるある・衝撃体験マンガを描いているぺ子さんによる、乳がんを患った母との思い出を描いたマンガ。ペ子さんが9歳のとき母が乳...
続きを読むインスタグラムやブログでフォロワーの体験談を基に、不妊治療のあるある・衝撃体験マンガを描いているぺ子さんによる、乳がんを患った母との思い出を描いたマンガ。ペ子さんが9歳のとき、母が...
続きを読む私は45歳の専業主婦です。つい最近、小さな会社の社長を務める夫と結婚して寿退社しました。夫は再婚で、小学6年生の息子連れ。突然3人で一緒に暮らすことになり、当初はもちろん心配もあり...
続きを読むインスタグラムやブログでフォロワーの体験談を基に、不妊治療のあるある・衝撃体験マンガを描いているぺ子さんによる、乳がんを患った母との思い出を描いたマンガ。ペ子さんが9歳のとき、母が...
続きを読む入社して初めて目にした光景は衝撃的でした。黒い画面に浮かぶ緑色の文字、聞いたことのない「COBOL」という言語。時代遅れだと思っていたそのシステムが、今 …
眉間のシワが気になり始めたアラフィフ主婦のへそさんのマンガ。 4年ぶりの健康診断の結果、脂質異常と軽度の糖代謝異常が判明ししたへそさん。病院に行く予定は …
40代を迎えたとき、ふと「自分の人生このままでは終わらせたくない」という気持ちがよぎりました。そんなタイミングで幼なじみの友人の挑戦を目の当たりにし、大 …
管理栄養士として食事や栄養について紹介している、アラフォーのババアさんのマンガ。 子宮筋腫が大きくなり、腹腔鏡下子宮全摘術を受けたババアさん。術後は順調 …
2児の母でありヲタクであるエェコさんによる、お父さんが倒れたときの話を描いたマンガを紹介します。 エェコさんのお父さんは脳の病気で倒れ、リハビリ院に入院 …
信頼していた友人にふと話した相談事。数カ月後、別の友人と話していると「そうそう、そういえば聞いたんだけど……」と、自分の相談がウワサ話として自分の元へ戻 …
あの日、残業で遅くなり、夜の道を急いでいました。一刻も早く家に帰りたくて、人けのない裏道を選んだのが運の尽きでした。 ★関連記事:「変わった雰囲気の人が …
眉間のシワが気になり始めたアラフィフ主婦のへそさんのマンガ。 4年ぶりに受けた健康診断の結果、LDL(悪玉)コレステロールとHbA1c(糖化ヘモグロビン …