- 2025.12.12
- スカッと体験談,
突然届いた社長メール「来なくていい」真偽を確かめようと自撮りを送ったら事態が一変
目次 1. 経営者である母の会社へ、一般社員として入社 2. 日曜日に突然届いた「解雇メール」 3. 2ショット写真を返信し、差出人を確認 4. 会社と …
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一方の私は、会社のあるフロアまで階段を登り切った後、会議室に入り、面接官として準備を進めていました。そして、数分後にノックの音が。
人事部の社員に通されて入室してきたのはA男でした。「は? お前……諦めて帰ったんじゃ?」と、まだ事態を把握できないようです。
「何をバカなことを。私は今日の面接官よ」
「面接官? ここの社員!?」
動揺する彼に、社員が極め付きのひと言。「では社長、お願いします」
A男はがくぜんとした表情で「しゃ、社長!?」と声を上げました。
私が満面の笑みで、「本日はわが社の最終面接にお越しいただきありがとうございます」と告げると、A男はしどろもどろになり、文字通り泡を吹いてしまいました。
「なんで高校しか出ていないお前が、社長だなんて……」
この期に及んで見下してくるA男を前に、私は、冷たく言いました。
「昔、言ったわよね? やりたいことのために就職するって」と過去を振り返りつつ、自分が両親の会社で経験を積み、起業したことを説明したのです。
「わが社は学歴ではなく、やる気と向上心を重視しています。高卒だからと人を見下すような人間は必要ありません」と伝えました。「面接は以上です。お引き取りください」
彼は歯ぎしりしながら、面接室を飛び出していきました。
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