「かゆくてたまらない!」入浴後に襲う激しいかゆみ。皮膚科で判明したまさかの診断とは
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皆さんはシワの治療と聞いて、どんなものが思い浮かびますか?「ボトックス注射」や「糸リフト」、「HIFU(ハイフ)」とシワに対する治療法はさまざま。それぞれ何が違い、どんな効果があるのか。整形外科医である一方で美容医療にも精通している中村光伸先生にお伺いしました。
教えてくれたのは…
監修/中村光伸先生(光伸メディカルクリニック院長・医学博士)
整形外科医の知見から骨の仕組み、体の動かし方を活かした骨のトレーニングを提唱する骨の専門医。骨の強化と全身の機能回復を両立する「骨たたき」を考案。若々しい体を取り戻す「リバースエイジング」の専門家としてメディアにも多数出演。著書に『医者が考案した骨粗しょう症を防ぐ1分間骨たたき』(アスコム)。
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ひと口にシワと言っても、シワがある場所や原因によって改善法はさまざまなのだとか。まずはシワについて、整理してみましょう。
「シワは表面的に見えるものなので、なんといっても一番の原因は表皮と真皮の劣化。表皮は血管などもない皮膚の一番上にある層です。真皮には神経や毛細血管、コラーゲン繊維などがあります。
表皮の代謝が悪くなると、皮膚がだんだん薄くなってしまいます。真皮もコラーゲン繊維が壊れて小さくなります。コラーゲン繊維が小さくなることで、繊維の中のヒアルロン酸やエラスチンも減ってしまいハリが失われてしまいます。
ハリがなくなり、薄くなってしまった皮膚がよれた状態がシワなのです」(中村先生)
つまり、シワというのは皮膚の衰えによってできるものなんですね。
「その表皮、真皮が顔の表情筋の上にあると表情ジワになります。いわゆる目尻の笑いジワとかおでこや眉間のシワですね。
子どもがギャーッと笑っても、シワは残らずすぐに元に戻りますよね。しかし、年齢を重ねるとシワが寄った皮膚の戻りが悪くなって、だんだんと皮膚に癖が付いてシワになってしまうんです。
筋肉の上になければ小ジワやちりめんジワになります。骨が変形したり、脂肪が萎縮したりすることで頬や顎などのたるみジワができたりもします。
根本をたどれば表皮と真皮の劣化なのですが、そこからどうなっているのかで治療が変わります」(中村先生)
治療はヒアルロン酸やコラーゲンなどの成分を含んだ注射で補う方法と、レーザーによる方法などさまざま。現在、レーザー治療の中でも話題になっているのがHIFU(ハイフ)という施術なのだとか。
「どんなシワでも表皮と真皮の劣化が原因の1つになっています。まずはそこを治療するということで、ヒアルロン酸やコラーゲンなどの成分を含んだ注射を打ったりします。
そして、HIFU(ハイフ)というものは、この表皮と真皮に対する治療として有効なものです。
機械で超音波を当て、そこで発生する熱で内側から皮膚を引き締める施術になるので、多少は痛みがあります。イメージとしては、一瞬パチッと熱くなる感じです。輪ゴムで弾かれる感覚とも似ていますね」(中村先生)
HIFUには医療用とエステ用がありますが、どのような違いがあるのでしょうか?
「比べものにならないくらい違いますね。
医療用のHIFUは、必要であれば表皮から6mmくらいまで超音波で加熱できます。また、必要に応じて温度も65〜75度くらいまで上げられます。
エステ用では、まずやけどをしてはいけないので、41〜42度くらいの温度での施術になります。超音波も1〜2mmくらいしか当たらず、真皮には届くものの効果はあまり得られません。
医療用のもので施術した場合、皮膚の奥が軽いやけど状態になるので赤みが出たりすることはあります。頻度も3カ月〜半年に1回の施術で構いませんが、施術の効果が皮膚の老化に追いつかなくなったら別の治療を検討すべきでしょう」(中村先生)
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