「保湿してたのに…」かかとがひび割れ出血!痛みで歩けない40代を救ったケアとは
40代の私は乾燥にとても敏感。肌が突っ張るだけでなく、時には手足に白い粉がふいていることも。保湿クリームを朝・昼・晩と顔や手足に塗っているにもかかわらず …
ウーマンカレンダー woman calendar
皆さんはシワの治療と聞いて、どんなものが思い浮かびますか?「ボトックス注射」や「糸リフト」、「HIFU(ハイフ)」とシワに対する治療法はさまざま。それぞれ何が違い、どんな効果があるのか。整形外科医である一方で美容医療にも精通している中村光伸先生にお伺いしました。
教えてくれたのは…
監修/中村光伸先生(光伸メディカルクリニック院長・医学博士)
整形外科医の知見から骨の仕組み、体の動かし方を活かした骨のトレーニングを提唱する骨の専門医。骨の強化と全身の機能回復を両立する「骨たたき」を考案。若々しい体を取り戻す「リバースエイジング」の専門家としてメディアにも多数出演。著書に『医者が考案した骨粗しょう症を防ぐ1分間骨たたき』(アスコム)。
★関連記事:肌の乾燥とたるみの原因は加齢だと諦めていたら…更年期も一因!?医師のアドバイスを実践してみた結果
ひと口にシワと言っても、シワがある場所や原因によって改善法はさまざまなのだとか。まずはシワについて、整理してみましょう。
「シワは表面的に見えるものなので、なんといっても一番の原因は表皮と真皮の劣化。表皮は血管などもない皮膚の一番上にある層です。真皮には神経や毛細血管、コラーゲン繊維などがあります。
表皮の代謝が悪くなると、皮膚がだんだん薄くなってしまいます。真皮もコラーゲン繊維が壊れて小さくなります。コラーゲン繊維が小さくなることで、繊維の中のヒアルロン酸やエラスチンも減ってしまいハリが失われてしまいます。
ハリがなくなり、薄くなってしまった皮膚がよれた状態がシワなのです」(中村先生)
つまり、シワというのは皮膚の衰えによってできるものなんですね。
「その表皮、真皮が顔の表情筋の上にあると表情ジワになります。いわゆる目尻の笑いジワとかおでこや眉間のシワですね。
子どもがギャーッと笑っても、シワは残らずすぐに元に戻りますよね。しかし、年齢を重ねるとシワが寄った皮膚の戻りが悪くなって、だんだんと皮膚に癖が付いてシワになってしまうんです。
筋肉の上になければ小ジワやちりめんジワになります。骨が変形したり、脂肪が萎縮したりすることで頬や顎などのたるみジワができたりもします。
根本をたどれば表皮と真皮の劣化なのですが、そこからどうなっているのかで治療が変わります」(中村先生)
治療はヒアルロン酸やコラーゲンなどの成分を含んだ注射で補う方法と、レーザーによる方法などさまざま。現在、レーザー治療の中でも話題になっているのがHIFU(ハイフ)という施術なのだとか。
「どんなシワでも表皮と真皮の劣化が原因の1つになっています。まずはそこを治療するということで、ヒアルロン酸やコラーゲンなどの成分を含んだ注射を打ったりします。
そして、HIFU(ハイフ)というものは、この表皮と真皮に対する治療として有効なものです。
機械で超音波を当て、そこで発生する熱で内側から皮膚を引き締める施術になるので、多少は痛みがあります。イメージとしては、一瞬パチッと熱くなる感じです。輪ゴムで弾かれる感覚とも似ていますね」(中村先生)
HIFUには医療用とエステ用がありますが、どのような違いがあるのでしょうか?
「比べものにならないくらい違いますね。
医療用のHIFUは、必要であれば表皮から6mmくらいまで超音波で加熱できます。また、必要に応じて温度も65〜75度くらいまで上げられます。
エステ用では、まずやけどをしてはいけないので、41〜42度くらいの温度での施術になります。超音波も1〜2mmくらいしか当たらず、真皮には届くものの効果はあまり得られません。
医療用のもので施術した場合、皮膚の奥が軽いやけど状態になるので赤みが出たりすることはあります。頻度も3カ月〜半年に1回の施術で構いませんが、施術の効果が皮膚の老化に追いつかなくなったら別の治療を検討すべきでしょう」(中村先生)
あなたの体験談も教えて! 抽選でギフト券進呈
新しいものが好きでいろいろなスキンケアを試してみているという、100均パトロールが日課の人気インスタグラマーの神本依央さん(@io_kamimoto)。そんな神本さんが気に入ったと...
続きを読むイラストレーター&漫画家のフカザワナオコさんは、アラフィフ女子の日常についてマンガにされています。 長引くマスク生活の影響か、顔のたるみがヤバイことに気付いたフカザワさん。...
続きを読むもともとは顔が小さく、人から小顔でいいねと言われていた私。ところが40代も後半に差しかかったある日、鏡を見てビックリ! 顎の下に肉が……それが二重顎に見えて少し目立っていました。シ...
続きを読む爪や指先がカサカサになってくると、秋の深まりを感じるようになった40代。スキンケアやメイクをどれだけ頑張っても、指先がカサカサ、シワシワでは台無しですよね。そこでダイソーで見つけた...
続きを読む閉経して生理がなくなれば、更年期症状も治まるのでしょうか? 更年期症状は治まっても、閉経すると一気に老け込んでしまうのでしょうか? 気になる閉経後の体の変化を産婦人科医の駒形依子先...
続きを読む40代の私は乾燥にとても敏感。肌が突っ張るだけでなく、時には手足に白い粉がふいていることも。保湿クリームを朝・昼・晩と顔や手足に塗っているにもかかわらず …
すっぴん肌を見て、気付いた茶色くうっすらとしたシミの存在。40代になるとシミができやすいとは聞いていたため、20代のころから季節に関係なく日焼け止めを塗 …
20代からさらっとした肌で、友人からはキメが細かくきれいな肌だと言われていました。そんな私も30代に入ると乾燥が気になりだし、30代後半になるころには、 …
あるとき、娘が私の手元を見ながら「ママの手って、こんなにゴツゴツしてたっけ? 男の人の手みたいだね」とつぶやきました。「え?」と思って自分の手を見ると、 …
美人ではないことは自分でも自覚していました。髪を切れば似合わない、新しい服を着ていけば変な服と言われてよく泣きました。特につらかった思い出は、図工でお互 …
加齢とともに気になってくることの1つである「目の下のたるみ」。目元は顔の中でも印象に残りやすい部分なので、できれば若々しくきれいな目元でいたいところです …
18歳の私が入浴前のシャワーで体を流している最中、ふと映し出された鏡に予想外の発見がありました。それ以来、悩みの1つになってしまった体験談を紹介します。 …
皆さんはシワの治療と聞いて、どんなものが思い浮かびますか?「ボトックス注射」や「糸リフト」、「HIFU(ハイフ)」とシワに対する治療法はさまざま。それぞ …