- 2025.05.01
- スカッと体験談,
「中卒なのによく来れたな」同窓会で私を見下す同級生…2時間後に会場の全員があぜんとしたワケは
目次 1. 思い返せば… 2. 同窓会当日に 3. 実は私… 4. 化けの皮が剥がれて 5. その後のてん末 実は私… 「はい! 私、医者です!」と名乗 …
ウーマンカレンダー woman calendar
しばらくたった後、病院の「お客様からの声」にくだんの患者さんからと思われる投書が入っていました。それには「希望の先生の診察を受けたいと申し出たが、受付に冷たくあしらわれた。血も涙もない」というような苦言がつらつらと書かれていました。
それを見た母の部署の総括が、母と母の直属の上司を呼び出してどういうことかと問い詰めました。母はもちろん、事実を説明しました。
しかし、状況を十分に把握できていない総括は、まったく関係のないこじつけのような説教をずっと言い続けていました。母はその間、すべてを知っていたにもかかわらず、じっと下を向いてうつむき黙ったまま、状況説明を補足してくれなかった直属の上司の態度に対して、今でも忘れられないほどの深い落胆の気持ちを持ったと言います。
この出来事から母は「組織内では理不尽に感じることもある」と学び、なるべくトラブルを起こさないように立ち回りました。また、他の人には同じ思いをさせまいと、後輩が以前の母のように詰められていた際には、真っ先に守ってあげるように心がけました。
その後、定年まで勤め上げ、辞める際には部署内だけにとどまらず、各診察科の方や医師からまで、100人以上からの寄せ書きやプレゼントをいただいたそうです。
つらい思いをしても、人にはつらい思いをさせないように心がけた母の姿勢と、辞める際に多くの人から寄せ書きやプレゼントを受け取った話を聞き、私は深く感銘を受けました。母の日々のおこないは、すぐに評価されることがなくても、周囲の人々がその誠実さや思いやりをしっかり見ていてくれたのだと思います。
この経験から、困難な状況でも誠実に仕事に取り組み、周囲への思いやりを忘れないことが、最終的には大きな信頼や愛情につながるのだと学びました。そして同時に、私も母のように周囲に信頼され、思いやりのある仕事ができる人材になりたいと強く思いました。
※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。
著者 :磯辺みなほ/30代女性。ゲーマー。発達障害持ちの夫と2人暮らし。大変なことも多い中、それ以上にネタと笑顔にあふれる毎日を送っている
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2025年4月)
★関連記事:「上司の機嫌次第」昔ながらの男尊女卑な職場で体感した高圧ハラスメントの行方【体験談】
あなたの体験談も教えて! 抽選でギフト券進呈
インスタグラムやブログで家族の話をつづっているおーちゃんによる50代の日常を描いたマンガ。 高いところはもちろん、絶叫系アトラクションなんてもってのほか! と常日ごろ思っているアラ...
続きを読む次男嫁の私は、義父が亡くなるまで義実家に通い、介護のお手伝いをしていました。ところが義父の逝去後、これまで音沙汰もなかった義兄夫婦が乗り込んできて、義実家を乗っ取り、義母を追い出し...
続きを読む2児の母のイルカさんによる、舞台女優さんの体験談を描いたマンガ。新米女優のミサキ。先輩女優のマイからの嫌がらせで、初舞台はカボチャ役を演じます。ミサキはめげずに役をまっとうし、それ...
続きを読む34歳OLのさなさん。人並みに恋愛経験を積んできたはずが、この年齢まで独身。焦りを感じていたある日、理想の男性と出会うのですが……。さなさんは彼ができると、相手のことで頭がいっぱい...
続きを読む平和に暮らしていた専業主婦の私に、先日とんでもない事件が起こりました。なんと、夫が浮気していたらしいのです。というのも、夫が経営する会社に入社してきた女性社員が、夫との子を妊娠した...
続きを読む目次 1. 思い返せば… 2. 同窓会当日に 3. 実は私… 4. 化けの皮が剥がれて 5. その後のてん末 実は私… 「はい! 私、医者です!」と名乗 …
目次 1. お気に入りのリングを発見したものの 2. 指のサイズが変わってしまったことが判明 3. ピンキーリングにしてみたけれど 4. まとめ ピンキ …
目次 1. だるさなどの不定愁訴が大幅に改善 2. 美容師さんも驚くほど白髪が出なくなった 3. 年々濃くなっていたシミの濃さがストップ 4. まとめ …
日に日に増えていきますね、白髪。美容院で毎回染めていたらお金が大変なので、セルフで染めたり、塗って隠すヘアマスカラ(洗うと落ちる)を使ったりして、悪戦苦 …
目次 1. 母が働いていた地域医療支援室とは 2. 不満を訴える患者を対応した母 3. 患者からの投書で上司から呼び出しが… 4. まとめ 患者からの投 …
目次 1. 浮気を疑わなかった日々 2. 友人と仕掛けたワナ 3. 焦った顔が今でも忘れられない 4. まとめ 焦った顔が今でも忘れられない 彼は「違う …
目次 1. 苦言を呈すると… 2. こうして数日後 3. 判明した事実とは? 判明した事実とは? その夜……。「なんで家にいないんだ?」と夫から鬼電があ …
戻る 続きを読む 1 2 3 4 プロフィール 投稿一覧 のむすん ブロガー。自身や知人の過去の体験談をもとにマンガを描いている。2児の母。ホラー映画が …