「恥ずかしい…」後輩指導で気合い十分な私。先輩らしさを意識し過ぎて起きた出来事とは【体験談】
新しく入ってきた後輩をサポートする役目を任されたとき、私は胸が高鳴っていました。後輩が大好きで面倒を見るのも好きだったため、張り切って「先輩らしさ」を見 …
ウーマンカレンダー woman calendar
解雇になるまでの経緯はこのようなものでした。
誰かがOさんの勤務態度を支配人に報告したようで、問題視した支配人はOさんを呼び出しました。
しかしOさんは、そこで問題行動のすべてを「(著者の名前)がやったことだ」と答えたようなのです。Oさんの説明を鵜呑みにした支配人は、私に解雇を告げた、という流れであったことを母から聞きました。
高校生なりに頑張ってきたのにまったく信用されていなかったという絶望でいっぱいでしたが、”やっていない”証拠がないことや、高校生の立場でできることは限られていたことで、理不尽さを感じながらも泣き寝入りをするしかないと腹をくくりました。
その後、母と祖母は地元の総合病院でOさんと偶然会ったそうです。世間話も早々に、祖母が「Oさん、私の孫をいじめてくれたようじゃないか」と先制パンチ。Oさんも「私はアンタの孫なんか知らないよ!」と応戦しましたが、「ホテルの朝食バイキングで働いてた高校生、あれは私の孫だよ」と告げたそうです。
ここでOさんは一瞬焦ったものの、「あの子が勤務中にたばこを吸ったり、食べ残しを食べていたから支配人に言っただけだ」と開き直ったそうです。
そこですかさず母が「あの子は昔から神経質な子なんだよ。ごはんの前にキレイに拭いた食卓の上に落としたおかずですら嫌がって食べないよ。人の食べ残しなんて、頼まれても食べないだろうね」と追撃。
Oさんは「とにかく私は知らない!」と逃げるように帰っていったそうです。
また、どこからか”真相”が漏れ聞こえたのでしょう。支配人からはなんと直々の謝罪を受け、別の部署で働かないかと打診をいただきました。しかし、別の部署であっても元部署の方々と顔を合わせる機会はたくさんあります。Oさんからの逆恨みも怖かったため、お断りをすることにしました。
一度はとても理不尽な気持ちを味わったものの、悪い部分を指摘されたときは、人のせいにしたりウソをついたりせず、まずは自分を省みることが大切であるということを学びました。高校生のうちにこの教訓を得られたことは、大人になった今でもとてもよかったと思っています。
今もホテルで朝食バイキングをいただくたびに思い出しては、過去に得た教訓を胸に刻み直す時間としています。
※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。
著者:磯辺みなほ/30代女性。ゲーマー。発達障害持ちの夫と2人暮らし。大変なことも多い中、それ以上にネタと笑顔にあふれる毎日を送っている
イラスト/まげよ
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2025年5月)
★関連記事:店長「人生の厳しさを教えてあげる」バイトを辞めると告げたら店長が豹変!戸惑いを感じて【体験談】
あなたの体験談も教えて! 抽選でギフト券進呈
55歳からマンガを描き始めたナランフジコさんによる、熟年夫婦の生活を描いたマンガ。 夫の転勤により愛知県で暮らすフジコさん一家。しかし、夫が実家のある関西への転勤を願い出たのです。...
続きを読む友人の結婚式に招かれたときのことです。久しぶりのフォーマルな場に少し浮かれた私は、「フォーマルすぎず上品に見えるかも」と思い、淡い白みのワンピースを新調しました。ところがその“選択...
続きを読むある日、左肩に小さなできものができていて「気になるなぁ」と思っていた次の日、そのできものが「ゴルフボールが入っているのか!?」と思うほど腫れてしまいました。そのできものの正体は……...
続きを読む52歳の私は、長く専業主婦として家庭を支えてきましたが、今は姉が社長を務めるエコ関連の会社で働いています。私たち姉妹は節約が当たり前という環境で育ったこともあり、姉は「環境と家計の...
続きを読む新しく入ってきた後輩をサポートする役目を任されたとき、私は胸が高鳴っていました。後輩が大好きで面倒を見るのも好きだったため、張り切って「先輩らしさ」を見 …
目次 1. 父のそばにいたかっただけなのに 2. 父がかすかに残した言葉 3. 葬儀後に明らかになった、もう1つの現実 4. 父が抱えていた負債と、兄姉 …
付き合い始めたとき、私は32歳、夫は42歳。年齢的にも結婚するならこの人なのかな? と交際当初から結婚を意識していました。 デート代はいつも彼が負担して …
こんにちは、孫ラブのおばちゃんのおーちゃんです。 20年以上前に歯医者さんに治療に行ったところ、次々に歯を抜かれて入れ歯の生活が始まった夫。しかし、なか …
戻る 続きを読む 1 2 3 4 5 プロフィール 投稿一覧 萩原さとこ 2人の子育てに奮闘中! 自身の病気体験をもとにブログやInstagramでレポ …
「肌にやさしい無添加化粧品を選びたい」と思った私。化粧品の成分表示と向き合う日々が始まりました。自然由来の成分で安心して使えるものを求めていましたが、現 …
近所で仲良くしていたおじいちゃんとおばあちゃんが亡くなったときのことです。最期はきちんと見送りたいと思っていたのですが、葬儀の日に会場を仕切っていたのは …
目次 1. 夫の精密検査は1年後 2. 私ひとりで抱えた1年間 3. うれしさと少しのわだかまり 4. まとめ うれしさと少しのわだかまり 夫が治療を始 …