「財産は長男のもの」と言われ、おとなしく家を出た私。その後、兄夫婦の生活が一変したワケ
目次 1. 葬儀後に見えた義姉の本音 2. 「実家を出てほしい」と突然の通告 3. 数カ月後に届いた1本の電話 数カ月後に届いた1本の電話 それからしば …
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私がなおも問いただすと、初めは渋っていた妹が、母との確執についてゆっくり話しだしました。
実は母が、ホストに散財し3000万円の借金を抱えていたこと。私が家を出てから、仕送りは母が管理し、高校生の妹が自由に使えるお金はなく、進学も諦めたこと。アルバイトを始めても母がほとんど横取りしていたこと。さらに、私の婚約者にも母がお金を無心しようとしたこと。それを知った妹が、私を母から守るため、あえて冷たく突き放したこと……。
「お姉ちゃんはやさしいから、一度搾取される立場になったら、一生たかられて逃げられなくなる。私と違ってお母さんに反抗できないでしょ」
そう。妹は、私の転勤や婚約を願って自分が犠牲になる道を選んでいたのです。
その後、私たち姉妹は相続を放棄し、実家は失いましたが母の借金も背負わずに済みました。妹は専門学校へ入学。進学費用は私の貯金から出しました。努力を重ねて国家資格を取得し、今は安定した職業に就いています。
そして私は婚約者と結婚し、転勤先に引っ越しました。妹も私を追ってきて、そこで運命の出会いをし、ゴールイン。今も姉妹仲は良く、年に1度、姉妹で旅行するほどです。すべてを犠牲にして私を守ろうとしてくれた妹を、私は一生大事にします。
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「問題児」だったのは妹ではなく、実は母親だったのですね。ずっと姉のことをかばって、一手に悪役を引き受けていたとは、姉妹の深い絆を感じます。 妹への誤解が解けてよかったです。これからは姉妹仲良く助け合っていけそうですね。
※本記事は、実際の体験談をもとに作成しています。取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。
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