親族に受け入れられず孤独だった少女を引き取った私…8年後に見せた成長に胸が熱くなったワケ
目次 1. 突然の訃報と距離のある祖母 2. 葬儀の日に起きたこと 3. その後の成長と、8年越しの再会の気配 その後の成長と、8年越しの再会の気配 そ …
ウーマンカレンダー woman calendar

妊活のことを相談に行ったつもりが、まさかの子宮脱。自分の体がそんな状態になっていることを知り、私はショックを受けました。
やさしい医師だったため、もしかしたら妊活について相談しても、きちんと話を聞いてくれたのかもしれません。ですが、閉経前後の女性に発症しやすい病気であること、いずれは子宮を摘出する可能性があるかもしれないことを聞き、私はまるで自分が大切な役割をひとつ失ってしまったような気分になってしまったのです。
私はこれ以上「妊活」の相談をする気にはなれず、医師にお礼を言い、そのまま診察室を後にしました。
思ってもみなかった子宮脱という病気。まさか妊活を始めようと覚悟したタイミングで、判明するとは思いませんでした。突然の出来事に、私は自分が思った以上にショックを受けていたのかもしれません。どうやって病院から帰ってきたのかよく覚えておらず、気付いたら家の前に立っていました。
家に帰ってからの私は、なるべく病気のことを考えないように努めました。いつもと同じように食事を作り、いつもと同じように娘と夕食を食べ、いつものように入浴……。産婦人科へ受診した事実など、まるでなかったかのように振る舞いました。もちろん、仕事から帰ってきた夫にも、産婦人科に行ったことは伝えていません。
本当は2人目が欲しかった私ですが、これまで自然に任せていてできなかったことや、子宮脱を指摘されてしまったことから、「これは神様がもう諦めるように言っているのかも……」と思うようになりました。調べたところ、子宮脱になったからといって妊娠できないというわけではなさそうですが、自然妊娠を望もうにも、毎月の生理はバラバラ。夫婦生活もほとんどないため、私が妊娠することはもうないのでしょう。
ですが、私たち夫婦の元に来てくれた長女が、たった1つの大切な宝物であることに変わりはありません。娘の寝顔を見ながら、これまで以上に大切にしていこうと思いました。
※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
監修/駒形依子先生(こまがた医院院長)
2007年東京女子医科大学卒業後、米沢市立病院、東京女子医科大学病院産婦人科、同院東洋医学研究所を経て、2018年1月こまがた医院開業。2021年9月より介護付有料老人ホームの嘱託医兼代表取締役専務に就任し現在に至る。著書に『子宮内膜症は自分で治せる(マキノ出版)』『子宮筋腫は自分で治せる(マキノ出版)』『膣の女子力(KADOKAWA)』『自律神経を逆手にとって子宮を元気にする本(PHP研究所)』がある。
取材・文/いけがきみく
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています
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