「警察に通報しようと思う」夫から自由を奪われた私。異変に気付いた訪問者が放ったひと言で事態が一変
目次 1. 結婚後、急に夫が変化 2. エスカレートし続ける夫の束縛 3. 私を助けてくれたのは 4. まとめ エスカレートし続ける夫の束縛 完全に外の …
ウーマンカレンダー woman calendar
完全に外の世界と切り離されたことによって、夫が仕事に行って帰ってくるまで孤立したひとりきりの生活が始まりました。
最初のうちは「今週友人と会いたいんだけど外出しても大丈夫?」「明日スーパーに買い出しに行かせてもらえないかな?」と夫の様子を伺いながら、どうにか外に出る機会を作ろうと頑張っていました。
そんな私に対して夫は「お前と会いたい友人なんかいないだろ」「スーパーは仕事帰りに俺が行く。お前が家の外に出ることは許さない」と言うばかり……。
そこで、何度もしつこく「外に出たい」「友人と会いたい」などと伝えると、今度は暴言や暴力を振るわれるようになったのです。もともと社交的な性格だった私ですが、夫からの暴力に怯え、誰とも会えない、話せない環境が続いたために、性格や体型、表情も別人のように変わっていきました。
夫が休みのある日、何の連絡もなく夫の友人が家に訪ねてきました。私がいることもあり、夫は家に上げたくなかったようですが、昔からの友人で兄のように慕っていた人なのでもてなすことに。
その友人は私とも面識があり、友人が「久しぶり!」とこちらを見たとき、ハッとした顔をしたのです。「どうしたの? 雰囲気変わったね」と驚きを隠せない様子でした。
私は夫の手前、下手なことが言えないので「そうかな? 変わっていないよ……」と返しましたが、私のどこかおびえた表情や言葉に友人は「何かがおかしい」ととっさに判断したのです。
私がキッチンに行くと、友人はすぐさま夫に私の様子がおかしいことを指摘しましたが、夫は「知らない」と言いました。そこで、夫がトイレに行っている間に困っていることはないか、夫との関係は順調なのかと聞いてきたのです。
最初は夫のことを伝えるのは怖くて我慢していましたが、友人のやさしさがうれしくて夫からの行動制限や暴力を受けたことを泣きながら伝えました。すると「つらかったね。俺から止めるように伝えるから安心してね」と言ってくれたのです。
トイレから帰ってきた夫に、友人は「お前の話、聞いたぞ。警察に通報しようと思う」とはっきり伝えてくれました。
夫は「何のこと?」ととぼけましたが、暴力に心当たりがあるため、「警察」というワードにどこかビクビクしていました。ここで私は、夫に対して今までつらかった気持ちを伝え、解放してくれないのであれば離婚したいことを伝えました。
私の真剣な表情や慕っている友人の激怒に焦った夫は、「好きすぎて行動を制限して、暴力を振るってしまった。ごめん。二度としない」と約束してくれました。その後友人立ち会いの下、誓約書まで書いてくれたのです。
友人が帰った後のことを思うと怖くて仕方なかったのですが、夫にとって友人の言葉は絶大だったのか二度と行動制限や暴力を振るうことはなくなりました。
当初、私は夫の束縛を「愛情が強いから」と思い込み、何もおかしいと疑いませんでした。行動制限が始まったときに「おかしい」と気付き、周りに相談すべきだったと後悔もしていますが、当時は孤立した状況から助けを求めることから諦めていました。この経験を通して、どんな状況でも我慢せず、すぐに周りに助けを求めることの大切さを学びました。
※つらいときは遠慮せずに周囲に助けを求めましょう。頼れる人が思い当たらない場合は、専門機関に相談してみてください。相談窓口をいくつか紹介します。
■よりそいホットライン(一般社団法人 社会的包摂サポートセンター)
ガイダンスで専門的な対応も選べます(外国語含む)
0120-279-338 つなぐ ささえる(フリーダイヤル・無料)
岩手県・宮城県・福島県から 0120-279-226 つなぐ つつむ(フリーダイヤル・無料)
■こころの健康相談統一ダイヤル
電話をかけた所在地の都道府県・政令指定都市が実施している「こころの健康電話相談」等の公的な相談機関に接続します。
0570-064-556 ※相談対応の曜日・時間は都道府県によって異なります。
※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。
取材・文:武田さやか/30代女性。娘と夫の3人暮らし。パパだけに発動する娘のイヤイヤ期をなだめるのに苦戦中。機嫌がいいときにはみんなで仲良くお散歩。
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※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています
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