「なぜ授からないの…」妊活で悩む日々。婦人科の検査で告げられた予期せぬ病気の正体【体験談】
20代前半のころ、私はそれまで感じたことのない体調の変化に戸惑っていました。寝起きのよさが取り柄だったはずなのに、いつの間にか疲れやすくなり、朝もなかな …
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20代前半のころ、私はそれまで感じたことのない体調の変化に戸惑っていました。寝起きのよさが取り柄だったはずなのに、いつの間にか疲れやすくなり、朝もなかなか動けない日が増えていったのです。
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若いころは目覚ましが鳴ればすぐに起きて行動できるタイプでした。しかし、20代に入ってからは寝つきが悪く、起きても30分ほど動けずにボーッとしてしまうことが多くなりました。
体が重く感じることもありましたが、「きっと疲れがたまっているだけ」と自分に言い聞かせ、深く考えずに過ごしていました。
結婚後、子どもを望むようになりましたが、なかなか授かることができません。心配になって婦人科を受診したところ、検査で甲状腺(主に体の代謝を調整する働きをし、女性ホルモンと似た働きをする「甲状腺ホルモン」を作り、分泌する臓器)の異常が見つかりました。まさか自分が病気だとは思っていなかったため、ショックでした。
幸い、すぐに治療を始めたことで症状は落ち着き、その後は無事に子どもを授かることができました。薬の服用は続けていましたが、数値も安定し、体調も以前のように戻っていきました。
あのとき体調の変化を「若いから大丈夫」と軽く見ていた自分を、今では少し反省しています。病気は年齢に関係なく、気付かないうちに進行していることもあるのだと痛感しました。今では毎年欠かさず健康診断や人間ドックを受け、自分の体を大切にするようにしています。小さな違和感も見逃さないことが、家族と自分の健康を守る第一歩だと感じています。
※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
監修/駒形依子先生(こまがた医院院長)
2007年東京女子医科大学卒業後、米沢市立病院、東京女子医科大学病院産婦人科、同院東洋医学研究所を経て、2018年1月こまがた医院開業。2021年9月より介護付有料老人ホームの嘱託医兼代表取締役専務に就任し現在に至る。著書に『子宮内膜症は自分で治せる(マキノ出版)』『子宮筋腫は自分で治せる(マキノ出版)』『膣の女子力(KADOKAWA)』『自律神経を逆手にとって子宮を元気にする本(PHP研究所)』がある。
著者:山内基子/20代女性・パート
イラスト/山口がたこ
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2025年11月)
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