「3人で1パックのコーヒー」「割り箸は再利用」義実家での習慣に私が戸惑ったワケ
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子宮頸がん検査の結果が陰性とわかった時点で、かかりつけの婦人科へ向かうことに。診察当日は、40代後半からに増えると聞いていた子宮体がん検査も念のためにお願いしました。
エコー検査の所見について医師から「卵巣に一時的な活動(卵胞や黄体様の所見)が見られます。がん検査が陰性であれば、今回の出血は生理と似た性質の出血(生理様出血)と考えられる可能性が高い」と説明されました。
「え!?」と耳を疑いました。その時点では子宮体がん検査の結果がまだわかっていなかったものの、驚きと少しの喜びが入り混じったような複雑な気持ちになったのです。
落ち着かない日々が続きましたが、結局がんの検査結果は陰性でした。閉経と診断された後の出血だったため、かなり不安でしたが、今回は病気ではないことがわかりホッとしました。更年期の波は予想を超えて来ましたが、自分の体と対話する時間はたしかに増えました。今回の出来事で、一時的にホルモンの変動が起きることがあると知り、人間の体は想像以上に変わりやすいのだと感じました。
※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
【沢岻先生からのアドバイス】
閉経後に少量でも出血があった場合は自己判断せず、なるべく早めに婦人科を受診してください。初期検査では経腟超音波で子宮内膜の厚さを評価し、必要に応じて子宮内膜生検や子宮鏡による精査をおこないます。
多くは萎縮やポリープなど良性の原因ですが、診察・検査を受けた人の中では数%〜約5–10%程度で子宮内膜がんなど悪性所見が見つかる報告があるため、医師と相談の上で適切に検査を進めてください。
また、ホルモン補充療法(HRT)や一部の薬剤は出血の原因になり得るため、服薬中であれば必ず医師に伝えてください。
出血が大量・激しい痛み・発熱・めまいを伴う場合は救急受診を検討してください。
監修/沢岻美奈子先生(沢岻美奈子 女性医療クリニック院長)
医療法人社団 沢岻美奈子女性医療クリニック理事長。産婦人科医。
2013年より神戸で婦人科クリニックを開業。女性検診や更年期を中心に女性のヘルスケア領域に長く従事。2025年9月には、恵比寿に婦人科・美容皮膚科Takushi clinicを開業。更年期ドックでの女性特有の健康評価から治療までを、経験豊富な産婦人科女医がワンストップで提供。心身の不調が特徴な更年期の揺らぎ世代を対象に、“女性医療コーチング”という新スタイルで全人的なサポートをおこなっている。また、Instagram(@takumina _clinic)や、podcast「女性と更年期の話」、YouTubeチャンネル「8時だヨ 更年期全員集合」などを通じ、幅広く情報発信をおこなっている。
著者:岩下カナコ/40代女性。2015年生まれの娘、2017年生まれの息子、2019年生まれの双子の息子たち4児の母。育児に癒やされたり疲れたり、時には自己嫌悪したり。そんな日々を送っている。
イラスト/マメ美
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2025年11月)
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