
人気マンガ家・イラストレーターの和田フミ江さんがステキなおばあちゃんを目指すマンガ連載「ときめけBBA塾(ばばあじゅく)」第107話。今回は、和田さんがあることで自分の加齢を実感したエピソード。若いころはおばさんになってもあは「あはなりたくない」と思っていたことがあるようですが……。
★前回:「垂れていない胸が欲しい!」思わず本音が出るババアたち #ときめけBBA塾 106

ここ数年でしょうか。
外出中、娘たちから「声が大きい!」とたしなめられることが増えました。
自分では大声で話しているつもりはないのです。でも、娘たちはとても恥ずかしそう。
ちょっとだけ楽しい気分になったり笑ったりしたときに言われがちなので、興奮が声に出てしまっているのかもしれません。それに自分では気付くことができない、ということに加齢を感じています(涙)。
思い出すのは、自分も大人になるまでは「なんでおばさんってあんなに大きな声で話すんだろう?」と思っていたこと。
当時は、年を取ると慎みがなくなるのかな、自分はああなりたくないな、とひどいことを考えていた気がします。
今、あのころの自分に全力で教えてあげたい。
「あなたも、そうなるよー!」と。