
1カ月前くらいから急に顔から大量の汗をかいたり、ささいなことでイライラすることが頻繁に起こり、「自分の体調や人格が何か病気で変わってしまったのではないか」と不安になっていました。
そこで婦人科の診断を受けたところ、急な発汗や日常生活すべてにおいてのイライラ感は、更年期障害によるホットフラッシュと情緒不安定と判明しました。軽度の更年期障害と診断されてからは、病院からの処方薬もありましたが、自分なりに更年期障害の症状を軽減させる方法を探し、それらを実践してきました。ここでは、実際に私がおこなってみた方法をお話しいたします。
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睡眠を大切にする

私は仕事や育児で忙しく、睡眠というのは「寝られればラッキー」くらいの気持ちで過ごしてきました。しかし、更年期障害が起きるようになると、睡眠不足のときは更年期の症状もかなりひどくなることに気が付きました。
そこで、睡眠の質を高めるために毎日2つのことを実践しました。1つ目は、ホットフラッシュなどでほてっているとき、おでこや足など熱を持っている部分を水枕や氷のうなどで冷やすようにしました。熱過ぎて寝られなかった私にとって、この方法は寝入りを良くし、「眠いのに寝られない」という状態から脱してくれました。
2つ目は、夜はカフェインの摂取をやめました。カフェインが多い飲み物を飲むと夜中に必ずトレイに行かなければならず、それで目が覚めてしまうことも度々ありました。カフェインの摂取をやめたところ、夜中に起きることが少なくなり、最近では朝まで起きないことも多くなりました。
この2つを実践して睡眠を十分に取ったところ、イライラ感と倦怠感がかなり軽減できました。
ストレッチと有酸素運動をおこなう

更年期障害がひどくなり始めたとき、イライラしたり情緒不安定で毎日訳もなく泣いていました。そんな私を心配した友人が、市の無料ズンバエクササイズに誘ってくれました。ズンバとは軽快な音楽に合わせて踊りながら有酸素運動がおこなえる南米発祥のエクササイズです。最初は乗り気ではなかったのですが、実際にズンバを終えたあとは爽快感があり、その日はイライラも不安感もなくぐっすり朝まで寝られました。
私は心地よい程度に体を伸ばすストレッチと、20分以上のジョギングやズンバなどのエクササイズをすると、ホットフラッシュも軽く済むことに気が付き、毎日忙しいときもありますが少しでも時間を作り、実践しています。