3児の母でブロガーのマメ子さんによる、43歳で腎がんになった体験を描いたマンガを紹介します。突然、血尿が出て脇腹の痛みもあったため、泌尿器科を受診すると腎がんと判明し、腎臓の摘出手術をおこなったマメ子さん。がんが判明すると、もちろん自分の体調について気になりますが、もう一つ気になることといえばお金のこと。がんにかかった費用について全部計算してみると……。
最初の診察から退院まで、がんにかかった費用を全部計算してみたマメ子さん。合計金額というと……。
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私は、がんかもしれないと思ったとき、最初に頭に浮かんだのは「お金、どうなる?」でした。
1回の手術や入院費用だけならまだしも、今まで通りに働けなくなったら、この先必ず厳しくなってくる……。最初はがんという病気のことは何もわからず、治療を続けながら仕事を続けていらっしゃる方がこんなにもいるとは知らなかったため、余計に不安でした。
初めて病院に行った日から退院までにかかった費用を、忘れないうちにまとめておこうと思います。
私は最初どれくらいかかるか心配だったので、数多くの中の一例として紹介します。
(記述がおかしかったらすみません)。
■ 通院1回目(2021.3.15)10,510円
初診料、尿検査、血液検査、エコー、CT、頓服薬
■ 通院2回目(2021.3.22)7,230円
尿検査、血液検査、MRI、文書料
■ 通院3回目(2021.3.30)10,910円
尿検査、血液検査、CT、頓服薬、抗アレルギー薬
■ 通院4回目(2021.4.2)17,840円
全身シンチグラム(骨)、頓服薬
■ 通院5回目(2021.4.5)5,080円
手術前検査(血液検査、肺スクリーニング、レントゲン、心電図)
■ 通院6回目(2021.4.13)250円
PCR検査
■ 入院(2021.4.20〜4.29)114,820円(限度額適用認定証利用)
内訳:入院、手術など57,600円+差額ベッド台10日分47,100円+食事10,120円
当初は3日くらいで大部屋にと思ってましたが、いろいろあってずるずると最後まで個室に……!
■ 入院中のレンタルパジャマ、タオルなどのセット代 (1日370円×10日分+税) 4,080円

病院によって違うと思いますが、これのおかげで持っていくものは下着類だけでよかったので、助かりました!
そして、入院説明のときに聞いたのに紙をなくしてしまいましたが、私の手術費用(腹腔鏡下右腎摘除術)は36万円くらいと記憶してます。
それが、限度額適用認定証(申請を役所にしておくと、病院で自己負担限度額以上の支払いをしなくて済む)を出したことで(私の)限度額の57,600円に!
ありがとう、健康保険様!
最初はホントに何も知らなくて