「高収入の夫に感謝しろ!」高圧的な夫の言動に支配されていた私が、形勢逆転できたワケは
目次 1. 自分ばかり豪遊 2. いい気になっているけれど? 3. それは犯罪! それは犯罪! 「それを言うならお前も共犯だ! 俺が横領した金で生活して …
ウーマンカレンダー woman calendar
ある日、夫は健康診断を受けに病院へ。今まで健康診断で引っかかったことがない夫は、帰宅後に「今回も大丈夫よ!」と余裕の表情を浮かべていました。
私もこれまでの結果から「今回も特に気になるところはないだろう……」と思っていたのです。
後日、夫の健康診断の結果が自宅に郵送されてきたので、2人で確認することに。すると、夫が「先に見るわ!」と言い、意気揚々と封筒を開封し始めました。
そして、夫が検査結果の紙を広げた瞬間、動きが止まり顔面蒼白になったのです。 様子がおかしい夫に「え? 何? どうした?」と聞くと、「俺……病気なん……?」とひと言。
その言葉に慌てた私は「え!? ちょっと貸して!」と検査結果の紙を奪って確認すると、肝臓の数値だけが異常に高くなっていて「D判定:再検査」の文字があったのです。
めったにお酒を飲まない夫にこんな結果が出るはずないと思った私は「大丈夫! 何かの間違いよ!」と何度も慰めました。
しかし、夫の顔は青ざめ、生気を失ったまま放心状態に……。いつも明るくポジティブ思考の夫が、まったくの別人のようになってしまい、初めて見る憔悴(しょうすい)した姿に私自身も戸惑いました。
この診断結果を見た夫は、すぐさま内科医の友人に電話で相談しました。すると「その数値は異常すぎるね。正直な話、肝臓がんの人がそのぐらいの数値になるんだよ。とりあえず今すぐ再検査したほうが良い」と言われたそうです。
これはただごとではないと思った夫は、翌日再検査の予約を入れ、1週間以内に病院へ行きました。
健康診断の結果を医師に確認してもらうと、「たしかに肝臓の数値が異常に高いですね……」とのこと。そして「健康診断前日に大量のお酒を飲みましたか?」「激しい運動をされましたか?」などの質問をされたそうです。
夫はお酒も飲んでいないし、スポーツもしていないと答えると、医師も困惑していたようでした。
そのとき夫は、筋トレが激しい運動の部類に入るとは思っていなかったようで、何げなく「強いて言えば、筋トレはしましたね」と返答。すると「前日に筋トレをしましたか!? どのくらいの筋トレをされたんですか!?」とびっくりした様子で質問されたそうです。
健康診断前日にもジムへ行った夫は、かなりハードな筋トレをおこない、腕が上がらないほどの筋肉痛があったことを伝えました。すると医師は「もしかすると、それが原因かもしれないですね」と言ったそう。
医師によると、健康診断前日に筋トレや水泳などの激しい運動をすると、まれに肝機能障害を示す数値が出てしまうことがあるそうで、今回は筋トレが原因の可能性が高いと説明されました。医師からの説明を聞いた夫は、涙が出そうなほど安堵したとのことでした。
後日、筋肉痛が残っていないことを確認した上で、2度目の再検査を受けました。検査の結果、肝臓の数値は正常で異常なしと診断されました。
2度目の再検査結果を受け、私たちは「本当によかった」と安堵しました。健康診断の結果から約1週間、心ここにあらずだった夫もいつもの元気を取り戻し、今では「あのときは本当に焦ったよ!」と笑い話になっています。
健康診断前日に筋トレなどの激しい運動をしてはいけない、ということを知らなかった私たちは、ひとつ勉強になったなと思いました。それに加えて、健康診断前日はもう少し慎重に行動するべきだと学んだのです。 夫はこの出来事が相当ショックだったらしく、この件以降、激し過ぎる筋トレは控えるようになりました。
※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
監修/駒形依子先生(こまがた医院院長)
2007年東京女子医科大学卒業後、米沢市立病院、東京女子医科大学病院産婦人科、同院東洋医学研究所を経て、2018年1月こまがた医院開業。2021年9月より介護付有料老人ホームの嘱託医兼代表取締役専務に就任し現在に至る。著書に『子宮内膜症は自分で治せる(マキノ出版)』『子宮筋腫は自分で治せる(マキノ出版)』『膣の女子力(KADOKAWA)』『自律神経を逆手にとって子宮を元気にする本(PHP研究所)』がある。
マンガ/へそ
あなたの体験談も教えて! 抽選でギフト券進呈
インスタグラムやブログで家族の話をつづっているおーちゃんによる50代の日常を描いたマンガ。 いつものスーパーにて、お米の高騰を目の当たりにしたアラフィフのおーちゃん。しかも、お米だ...
続きを読む私の夫は昔から性欲が強く、若いころはレスポンスできていた私。でも、30代に突入し、子育てに追われる日々の中で、体力的にも精神的にもつらくなってきました。 ★関連記事:「性欲が落ち着...
続きを読む私たち夫婦は7歳差で、夫が年上です。彼は日ごろから運動を欠かさず、見た目も気持ちも若々しさを保っています。しかし、その若さが時に、私にとってちょっとした悩みの種になることもあり……...
続きを読む私は高校卒業後、祖父が社長を務める会社で秘書をしています。ところが祖父は、昔から私の弟ばかりをかわいがり、甘やかして何でも買い与えてきました。ワガママ放題に育った弟は、「男は学歴」...
続きを読む2児の母、のむすんさんが自身や知人の過去の体験談をもとに描いたマンガ。38歳でパート勤めのみなこさんは、夫と小学生の息子と平和に暮らしていました。ある日、大学時代の友人、るりあと偶...
続きを読む目次 1. 自分ばかり豪遊 2. いい気になっているけれど? 3. それは犯罪! それは犯罪! 「それを言うならお前も共犯だ! 俺が横領した金で生活して …
戻る 続きを読む 1 2 3 プロフィール 投稿一覧 オムニウッチー(43歳) アラフォー。北海道在住。キッチン雑貨店の元店長。ブログやInstagra …
目次 1. デリケートゾーンのにおいが気になる 2. おりものシートをしても解決せず… 3. 専用の洗浄剤を使った結果 4. まとめ 専用の洗浄剤を使っ …
妹の夫のお母さんの話を聞いて、人生の転機と家族の絆について深く考えさせられました。仕事一筋の義母が、突如として孫のために人生を180度転換させたのです。 …
目次 1. 出発前に子ども2人のトイレ&おむつ替え 2. 40度の猛暑でにおいが熟成! 3. トイレの置き土産に爆発! 4. まとめ トイレの置き土産に …
彼の元カノの前野さんは、彼との交際中に宗教団体の会員になりました。そのことをずっと引け目のように感じていたのですが、彼が私と前野さんを比べたことでついに …
目次 1. 若いころの目の下のクマ 2. 若いころとは違う40代のクマ 3. コンシーラー探しの旅で気が付いたこと 4. まとめ コンシーラー探しの旅で …
目次 1. 学生時代、先生から字が小さいと言われる 2. 娘の字の小ささに驚がく! 3. 娘に注意すると厳しい返答が 4. まとめ 娘に注意すると厳しい …