「一歩も外に出たくない…!」ひきこもりを決め込むも…現実はそう甘くない!? #五十路日和 124
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朝起きたらお湯を沸かし、簡単な身支度を済ませ、メイクや朝食準備の合間に白湯を少しずつ飲みます。目安は大きなマグカップ1杯。これより少ないと私の場合は排便につながらないときもあります。さらに白湯を飲みながらできることはないかと考え、このタイミングで意識的に腹式呼吸をして腸を動かすことにしました。マグカップ1杯の白湯と腹式呼吸が習慣になり、気付いたら腸がゴロゴロ活動しているような音が聞こえることも。早ければこれだけで便意があります。
それでも便意がないときは、テレビで紹介していた腸もみマッサージ。右手は右肋骨辺り、左手は左下腹部辺りをもみほぐし、反対も同様におこないます。これで白湯を飲んでから1時間くらいでスッキリ出るようになりました。大切なのは、朝はなるべく時間に余裕を持って起き、自分のための時間を作ることだと思いました。現在も朝はバタバタしていますが、白湯を飲み腹式呼吸をすることを欠かさずおこなっています。
この腸活ルーティンを始めてから、便秘薬に頼らずに過ごしています。肌はツヤツヤまではいきませんが、便秘気味のときよりかさつきが減っています。
年齢を重ねる中、体力も代謝も落ち、なかなか自分自身が絶好調と感じられる毎日が得にくいですが、おなかがスッキリしているだけで私の場合は気持ちもスッキリします。
腸活を続けることで自分とも向き合えるようになりました。今日の調子はどうかな? と自分のおなかに意識を向けることで、前日食べ過ぎたこと、冷たい物を飲んで体が冷えたこと、運動をしなかったこと、あまり睡眠時間がなかったことなど、すべて影響していることに気付かされます。そこから悪い点を見つけ、少しずつですが生活習慣を改めています。これからも自分の体をいたわり、腸と仲良く付き合いながら健康な生活を送りたいと思います。
※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
監修/駒形依子先生(こまがた医院院長)
2007年東京女子医科大学卒業後、米沢市立病院、東京女子医科大学病院産婦人科、同院東洋医学研究所を経て、2018年1月こまがた医院開業。2021年9月より介護付有料老人ホームの嘱託医兼代表取締役専務に就任し現在に至る。著書に『子宮内膜症は自分で治せる(マキノ出版)』『子宮筋腫は自分で治せる(マキノ出版)』『膣の女子力(KADOKAWA)』『自律神経を逆手にとって子宮を元気にする本(PHP研究所)』がある。
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