2児の母でありヲタクであるエェコさんによる、お父さんが倒れたときの話を描いたマンガを紹介します。
エェコさんのお父さんは職場で倒れ、治療と検査を終えてリハビリ院に転院しました。お父さんから頻繁(ひんぱん)に電話がかかってくることに苦痛を感じていたエェコさん。電話の内容はいつも同じことだったのですが、その中でもエェコさんが思わず怒ってしまう内容があって……。
エェコさんだけではなく、叔母や勤めていた会社の社長にまで電話をかけるようになってしまったエェコさんのお父さん。看護師さんに携帯を預かってもらったこともありましたが、最終的には着信拒否をすることに。
着信拒否をしながらも1日のうち3時間はお父さんからの電話対応をすることにしたエェコさん。電話で話す内容はいつも同じことだったのだそう。
父から聞かれることは大体「今自分がどこにいるのか」「どうして入院しているのか」「お金は大丈夫なのか」の3点でした。
特に「家賃は?」「給料はもらったか?」「入院費は?」とお金のことはよく聞かれ……預金もなく生活保護申請をしようとしていたので、正直お金のことはまったく大丈夫ではありませんでした。
それでも父に心配はかけられないので「大丈夫」と答えていました。本当は大丈夫じゃないし、お先真っ暗な状態だったのでお金のことを聞かれるたびに心が荒んでいくのがわかりました。
そんなに心配するならもっと貯金しておいてよ! と思わず怒りを覚えてしまうこともありました。