
幼少期や学生時代には感じることのなかったコミュニケーションの難しさを、社会人になってから特に感じるようになった夫。人の話に共感しづらく、気持ちや意図をくみ取ることが苦手なことで、対人関係に苦労しています。これは、大人になってから発達障害であるとわかった夫の話です。
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夫に判明した事実に


人並みの人生を歩んできた夫
今年で38歳になる夫は、2人兄弟の長男です。真面目な義父と明るい義母に育てられ、大きな病気もなく育ちました。幼稚園・小中高・大学と順調に進学し、就職をして社会人になり、現在もバリバリと働いています。
社会人になって数年後に同い年の私と結婚し、子どもも生まれて親となった夫は、人並みの人生を過ごしてきました。
家族思いの夫は、誕生日はもちろんホワイトデーや母の日、クリスマスなど、イベントごとにプレゼントを贈るといった、きちょうめんでやさしい一面を持っています。学生時代はサッカーに明け暮れていたそうで、地元の友人とは今も付き合いがあり、よく連絡を取り合っている姿を目にするほど関係は良好です。
学生時代の友人たちとの間ではこれといった大きな喧嘩もなく、人間関係で特に困ったことはなかったようです。