40歳からの「若さの逆転現象!?」ボランティアサークルで見つけた私の居場所【体験談】
40歳を過ぎ、子どもの成長と反比例するかのように老いを感じ始めた私。そんなとき、たまたま見つけた市のボランティアサークルで、まさかの「若いね!」とチヤホ …
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自分の親や義理の両親についての体験談を紹介します。
10年ほど前から図書館によく行くようになりました。そこで毎回見かけるのが、テーブルで新聞を広げるおじいさんたちの姿。眼鏡を掛けながら新聞を広げるその姿を見るたびに、子どものころによく見た祖父の姿がよみがえり、懐かしさをかみ締めていました。そして、懐かしさとともに、あのころ感じていた疑問も、ふと思い出したのです。「なぜ祖父はいつも新聞を読んでいたのか?」と。
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子どものころ、祖父母の家に行くといつも同じ光景が広がっていました。
テレビが流れたままの居間で、座って新聞を広げている祖父と、その横で針仕事などをしている祖母。年中出しっぱなしのこたつのテーブルの上にはいつも何かしらの食べ物(お菓子や漬物、果物など)とお茶が置いてあって、祖父母はそれを時折口に運びつつ、眼鏡を掛けたり外したりしながら、それぞれの作業に没頭していました。
そんな祖父母の姿は、家で見る自分の両親の姿とはまったく違っているのに、父方の祖父母も母方の祖父母も、他の親戚の老夫婦や友人の祖父母も、なぜか似通っていて、子どもながらに「夫婦は、年を取ったらこうやって過ごすものなのか」という思いとともに、3つの疑問を抱きました。
1つは、なぜ眼鏡を着けたり外したりするのか。もう1つは、なぜ一年中こたつがあるのか。そして、なぜ祖父はいつも新聞を読んでいるのか。「どうしても知りたい」というほどの疑問でもなかったので、特に誰かに聞いたりもしなかったのですが、毎回疑問に思っていました。
子どものころに抱いた3つの疑問のうち、2つは、年齢を重ねるにつれて自分なりの答えが出ました。
1つ目の「なぜ眼鏡を着けたり外したりするのか」については、単純に老眼だったのだろうと思います。
2つ目の「なぜ一年中こたつがあるのか」については、いくつか答えの候補があるのですが……。まずは、こたつ布団の上げ下ろしが大変だったのではないかということ。それから、年齢とともに暑さ寒さを感じる感覚も鈍くなるので、あまり気にならなかったのではないかということ。他にも、寒暖差の激しい地域であることや、古い家で床が冷たいからなどが思い当たりました。
こうして残る疑問は1つになったわけですが……。最後の1つはなかなか理由が思い当たりませんでした。
実は小さいころに一度だけ、「新聞っておもしろいの?」と祖父に尋ねたことがあります。そのときの答えは「たまにおもしろい記事があるよ」でした。子どもから見れば、小さい文字が恐ろしくたくさん並んでいて、大層難しい読み物のように感じていただけに、楽しいから読むわけではないのかとますます謎が深まった瞬間でもありました。
そんな疑問でしたが、年を経て、おじいさんになった父から回答を得ることになったのです。
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