「全然足りない」教育資金の実態にがくぜん。40代で知った厳しい現実。本気でお金を見直した結果
目次 1. 教育資金こんなにかかるなんてナメていた 2. お金の勉強をしてこなかったことを大反省 3. 学んだら即実行、7つのお金の見直し 4. まとめ …
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結婚してすぐに子どもにも恵まれ、幸せな日々を過ごしていると、夫が「そろそろ家を購入しようか?」と言いだしました。
理想の結婚生活の王道を行く感じで、テンションの上がった私は「もちろん! すてきな家にしようね」とすぐに賛成。今住んでいる街で家を購入することになったのです。
物件はすぐに決まり、夫婦で支払いをどうするか相談したときのことです。夫が「なるべくローンは組みたくない」と言いました。
私たち夫婦には独身時代の貯金がかなりありました。夫の収入も悪くないし、ローンの金額が少なければこの先の生活に十分なゆとりができると思った私。
「そうだね。払えるだけ現金で払おう」と、貯金の大半を家の支払いに充て、ローンの金額をなるべく抑えることに決めました。
お互いの貯金からいくら出すなど、お金については夫がすべて決めていきます。思ったよりも多い金額を負担することになった私は「今は専業主婦だから、何かがあったときのために自分の貯金はもう少し残しておきたいんだけど……」と相談しました。
しかし、夫は「専業主婦だから必要ないだろ? この先貯金していけばいいんだから、出せるだけ出して」と言います。「それならあなたの負担額を増やしてほしい」と訴えるも「俺だってかなり負担しているだろ?」と聞き入れてもらえません。
次第に険悪な雰囲気になっていくのがわかり、仕方なく夫の意見を受け入れることにしました。多少お金でもめましたが、住宅ローンは無理のない範囲で組め、念願のマイホームを手に入れたのです。
引っ越しを済ませ新居での生活が落ち着いたころ、急に夫が「来月から俺が家計を管理する。生活費を渡すから、それで1カ月やりくりしてほしい」と言いだしました。
今まで家賃や光熱費などは引き落としだったので、特に家計管理するほどのことはしていません。収入に余裕もあったので、夫をお小遣い制にしたこともありませんでした。
そのため、私には夫が家計を管理すると言いだした意味が理解できず「今まで通りでいいんじゃないの? やりくりできているよ」と反論しました。
しかし夫は「家の購入で貯金をかなり使ったから、今後は切り詰めないと。俺が稼いだお金だから俺が管理するのが普通だろ」と言うのです。「今でも貯金はできているし、切り詰める必要ないよね?」と意見しても聞き入れてはもらえませんでした。
結局夫が強引に家計管理を始め、翌月から渡された生活費はなんと5万円! 食事と日用品の他に、お小遣いのない私の洋服や化粧品を買うときも、生活費から賄うよう言われたのです。
「足りないよ!」と訴えてもそれ以上のお金は渡してくれず、私は切り詰めるのに必死になっていきました。
その一方で、夫の趣味に関する物は増えていきます。「本当に貯金しているの?」と夫を問い詰めても、「俺が稼いだ金なんだから自由だろ?」という始末。
ある日、とうとう私の怒りが爆発してしまい「生活費をケチるくせに自分の趣味には使うの? 俺が稼いだ金って偉そうに言うなら私も働く! 私の収入で生活の基盤ができたら離婚ね! 離婚になったら家を買ったときに私が負担した金額を全額返して!」と不満をぶちまけました。
「離婚」の言葉と怒りに震える私の姿を見て事の重大さに気付いたようで、いつものように反論できず黙る夫。その後、私の話に耳を傾けて生活費を上げてくれ、毎月の貯金額を決めて貯めるようになりました。
話し合いをしようとしても聞く耳を持たなかった夫も、離婚という危機で私の意見にも耳を傾けるようになりました。今まで夫の言うことを私が何でも受け入れてきたため、「自分の言うことは何でも許される」と思っていたそうです。反論されたときに言いたいことを我慢せず最後まで意見を伝えるようになってからは、不満をためることはなくなりました。
子どもが小学生になった今は、私も働き始めて自分のおこづかいで化粧品や服が買えるように。相変わらず家計の管理は夫がしていますが、お金でもめることもなく平和な日々を過ごしています。
※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。
取材・文/木村ゆき
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