- 2024.04.16
- スカッと体験談,
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小学生のころからの夢がかない、念願のケーキ屋を開業した私。毎日お客様に喜んでもらおうと、ケーキ作りとお店の経営に尽力しています。ところが、ある日たちの悪い昔の同級生が突然乗り込んできたのです。
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「おい!ここの店長はどいつだ?」。ある日、大声でお店に乗り込んできた男性は、どこか見覚えのある顔。「あんたは……○○小学校の?」
そう、それは昔の同級生Kでした。彼は母親が有名な役者で、いつも自慢ばかり。親の七光りマウンティングばかりだっため、誰にも相手にされていませんでした。一方で友だちが多かった私は、目の敵にされる始末。当時から仲は良くありませんでした。そのkが、とんでもないことを言ってきたのです。
「お前、今すぐこの店を閉めて立ち退け! ここは俺のケーキ屋の縄張りだ!」
「は? そんなことをするわけないでしょ」と冷静に言い返すと、「それなら俺がこの手でつぶしてやる! 覚悟しておけ」と叫んで乱暴にドアを閉め、店から出ていきました……。
翌日からKは、わざわざうちの店の前でチラシを配り始めました。しかも、母親の写真をでかでかと掲載した広告です。「実はこの役者、俺の母親なんですよ! それにうちのケーキは、あっちの店よりずっと安くてうまい! 母のコネで、高級食材を安く仕入れていますから」とアピールしています。
お客さまも、K母の知名度と商品の安さにつられて、Kのお店に流れ始めました。
「見ろ、役者の息子の俺にはかなわないだろ。わかったら早く立ち退け!」としたり顔です。
しかし私はKのように、お客さまを横取りするような卑劣なことはしたくありません。実際に彼のお店のケーキがおいしいらしいことは、SNSで見ていればわかります。私はライバル店の研究をするため、あちらの店舗に行ってみることにしたのですが……。
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