「一歩も外に出たくない…!」ひきこもりを決め込むも…現実はそう甘くない!? #五十路日和 124
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先生の治療には満足したのですが、治療費は40分で4,500円。庶民の私には正直安いとは言えない金額です。家から遠いので、毎回の交通費が往復で1,200円。合計で1回5,700円もかかるのです! そのため少々間隔を空けながら通いたかったのですが、先生は必要な場合はしっかり通って欲しいという考えの持ち主。
最初は週に1回来るように言われました。私は内心「ひいい」と思いながらも、先生以外に頼れる人がいないため、諦めて週に1回通うことに決めました。しばらくは月に2万円以上の費用がかかると思うとめまいがしましたが、帰り道の左手はポカポカ温かく痛みも減少していました。
先生のところへ通って1カ月経過すると、左手の可動域が明らかに大きくなりました。目に見えて効果が出てきたので、うれしくてたまりませんでした。先生は「良くなってきたので月に1回にしましょう」と言ってくれて、家でできる体操も教えてくれました。
とても簡単な体操で、背中の後ろで右手で左手を持って上に上げていくというもの。最初はまったく上がりませんでしたが、痛気持ち良い感覚とともに徐々に上がるようになりました。そして生活に不自由しない程度に左手が回復し、先生にお礼を言って今回の治療が終了しました。
ブラジャーのホックが留められないほど左手が上がらなくなった私ですが、鍼灸師のおかげでなんとか復活しました。私は薬や一般的なマッサージ・整体が苦手なので、これからも先生にお世話になることになりそうです。
腰痛の経験はあったのですが、腕が上がらなくなったのは初めてでした。腕が上がらないと日常生活に支障を来すということがわかったので、これからは先生に教わった体操をして、悪化する前に自分で治そうと思います。
※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
監修/駒形依子先生(こまがた医院院長)
2007年東京女子医科大学卒業後、米沢市立病院、東京女子医科大学病院産婦人科、同院東洋医学研究所を経て、2018年1月こまがた医院開業。2021年9月より介護付有料老人ホームの嘱託医兼代表取締役専務に就任し現在に至る。著書に『子宮内膜症は自分で治せる(マキノ出版)』『子宮筋腫は自分で治せる(マキノ出版)』『膣の女子力(KADOKAWA)』『自律神経を逆手にとって子宮を元気にする本(PHP研究所)』がある。
イラスト/sawawa
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