「親友と呼べるの?」30年来の友人から怒りのメール。加齢で関係が変化…すれ違う2人が出した答えは
私は、人生の折り返し地点を過ぎた55歳の主婦。30年以上もの付き合いがある親友がいます。しかし、なんとなく関係がうまくいかなくなってしまいました。なぜ? …
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20年以上勤めていたパート先が閉店することをきっかけに仕事を辞め、父の介護に専念することになった私。90代の父は年齢の割にかなり元気ですが、けがをしてから一気に体力が落ちて要介護状態です。父の介護があるので長時間外出することは難しく、パートも辞めてしまった私はストレスがたまっていました。そんなとき、ふとしたきっかけで新たな趣味を発見! 介護疲れの暗い気持ちを救った趣味とは……。
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パート先のお店が閉店することをきっかけに、私は仕事を辞めることにしました。年齢的に新たなパート先を探すのも大変だし、隣に住む父の具合が良くないこともあって介護に専念することに。
パートは週3~4日で、20年以上続けていました。こんなに長く働けたのも、誰かの役に立っていたり、社会に貢献できていたりすることにやりがいを感じていたから。パート先の人たちは私と年齢が近いこともあり、世間話をしながら楽しく働けていたことも、パートを長く続けられた要因だと思います。
もちろん、忙しい日は疲れて家事に影響が出ることもありましたが、パート先で家族以外の人と関わりを持つことで、気分転換やストレス発散にもなっていました。20年間も楽しく働けて、わずかながら自分のお小遣いも稼げていたため、辞めることを少しだけちゅうちょしたことは事実です。
そんな生活も、父の介護に専念することで家事中心の生活に一変しました。これも自分の人生が良い方向に進む転機だろうとポジティブに捉え、心機一転、新しい生活を楽しむことを決意。こうして、介護と家事の日々がスタートしました。
ポジティブな気持ちで介護と家事の生活をスタートしましたが、父の介護は想像以上に大変でした。
90代の父は胃がとても元気で、肉や甘い物が大好物。ですが、硬いお肉や野菜はNG、具材を大きく切って調理すると「食べられない」と一切口にしてくれませんでした。しまいには、「こんな食べにくい料理を作って何を考えているんだ!」と怒ることも。父の健康を思って栄養バランスの良い献立を考えても、気に入った料理以外は残されると悲しい気持ちになります。
また、父は耳が遠いため普通の声量では聞こえません。自分では大きな声で話しているつもりでも「は?」「何?」と、眉間にシワを寄せて聞き返してきます。近所迷惑になるくらいの声量で話してやっと聞こえるほど耳が遠いので、喉が痛くなることも多々ありました。
このように、父に気をつかった食事作り、大きな声でしゃべらないと伝わらないなど、一筋縄ではいかないことが増えてストレスがたまっていきました。
これまでは、夫と週末に日帰り温泉に行ったり、旅行へ出かけたりすることが趣味でしたが、今は父の介護があるため長時間の外出は不可能。出かけられても近場に買い物をしに行く程度です。朝・昼・晩と父の食事を作って食べさせないといけないため、外食もできません。
家事のほかに父の介護と、家族や家のことを考えなくて済む時間がまったくなくなってしまい、どんどん気持ちが暗くなっていきました……。
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