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私は、会社で総務課として勤怠管理を担当しています。そんな私の会社の実情を紹介します。
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昨今の法改正や社会問題の影響で、残業時間の削減がうたわれています。一方で、人手不足問題もあり、一人ひとりの仕事量は増えるばかり。また、働き方改革を進めている企業として、実態に伴わないにもかかわらず、社長がマスコミにしばしば登場するようになりました。
見せかけを守るため、総務課に命じられたのが事実上のサービス残業推進。現場からは冷めた目で見られ、経営陣からは「わかってるだろな」という圧力。日々悩ましいことが多いです。
会社に優秀な人材が入ってきてほしいという切実な状況のために、ウソが少しずつ積み重なって本当の状況が言えなくなり、詰んでしまっている状況です。経営者、現場の社員、管理部門それぞれの歯車が噛み合わなくなったとき、取り返しがつかない状況になることを痛感しています。
※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。
著者:近藤やすみ/40代女性・会社員
イラスト/きょこ
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