夫と娘、息子、猫と一緒に暮らしているちくまサラさん。原因不明のできものに悩まされたときのことをマンガにされています。
ある日、ふとしたときに気付いた、左足のすねのできもの。傷も赤みもなく、触ってみても痛みもなく、いつできたのかもわかりません。皮膚科で診てもらったところ、「骨腫だと思うので、形成外科を受診して」と言われ大ショック。そして、形成外科でCT検査をすることに……。
手術日を決めておけばよかった
形成外科では、まずCT検査を受けました。すると、できものは骨には癒着していないことがわかり、先生は「骨腫ではないかも?」と言いました。でも、できものの正体は手術で組織を取って検査しないとわからないので、手術は必要と言われて……。




正体不明のできものは日帰り手術で取れると聞き、少しホッとしました。先生はその場で手術を決めたがりましたが、日帰りとは言え、子どもたちの世話をする人を確保しないと手術日は決められません。「夫と相談します」と先生に伝えて、後日、改めて形成外科に電話しました。
すると、手術日を決めるためには、先生の診察を受けないといけないんだとか。それなら、前回の診察の時にその場で適当に日程を決めて、夫に休みを取ってもらえばよかった! 形成外科の病院は自宅から遠く、バスやタクシーを使って通算10回くらい通ったので、なかなか大変でした。
手術は「受けない」という選択もあったと思います。現時点で痛みも不便もないのに、わざわざ傷をつけて手術をするのか?と、私も考えました。しかし、いろいろ調べると、できものが大きくなる可能性もあり、そうなると手術の傷も大きくなるんだとか。できものが化膿すると熱を帯びてめっちゃ痛くなって、できものが破裂する可能性もあるとか。そこで、やっぱり今のうちに取っておいたほうがいいだろうと思い、手術することにしました。
手術の日も決まり、同意書に署名。術後の注意事項を聞きました。「なるべく歩かないように」と言われて……恐怖。いったいどのくらいの傷になるのか、術後はどのくらい痛むのか、まったく見当もつかず、今まで通りに子どもたちの面倒を見れるのかなど、不安しかありませんでした。
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手術日を決めるまで時間がかかりましたね。何度も通院しないといけないとなると、家から離れた病院だと移動の時間や交通費もなかなか大変ですね。 手術は受けないという選択肢もあったようですが、破裂する可能性などがあるとなれば、やはり取っておいたほうが安心かもしれませんね。
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※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
監修/窪田徹矢先生(くぼたクリニック松戸五香院長)
獨協医科大学医学部卒業。千葉医療センター、成田赤十字病院で研修を積み、国保松戸市立病院泌尿器科に勤務。その後千葉西総合病院泌尿器科にて医長、部長を歴任。2017年、くぼたクリニック松戸五香を開業。日本泌尿器科学会専門医・指導医。専門医である泌尿器科および皮膚のトラブル、生活習慣病を含めた内科まで幅広く診察。メディア出演も多数あり、医者YouTuberとしての情報発信もおこなっている。