「親友と呼べるの?」30年来の友人から怒りのメール。加齢で関係が変化…すれ違う2人が出した答えは
私は、人生の折り返し地点を過ぎた55歳の主婦。30年以上もの付き合いがある親友がいます。しかし、なんとなく関係がうまくいかなくなってしまいました。なぜ? …
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わが家は夏休みにコロナ禍で我慢していた南国旅行を計画していました。しかし夫の夏休みの日程と私の生理周期がまさかの丸被り。行き先を変更するか? でもすでに子どもたちは南国を楽しみにしているし、私も非日常を満喫したい! そう思い調べたところ、生理日の移動ができる薬があるとの情報が……。早速内服してみたところ、思わぬ効果までついてきました。
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旅行の日程初日が、まさかの生理初日と丸被り。生理日の移動について調べてみると、ピルを内服することで生理日を早まらせることも遅らせることもできるそうです。
生理を遅らせるには旅行中もピルの内服が必要となることがネックです。そのため子どもの妊婦検診で通院したことのある産婦人科を受診し、生理を予定より早めたいと医師へ相談しました。
ピルには低用量ピルと中用量ピルの2種類があり、ネットの情報では生理日移動には中用量ピルが用いられることが多いとのこと。しかし、中用量ピルは低用量ピルよりも副作用が出る可能性が大きいようなので、そのことも含めて相談しました。
医師に薬の種類を検討してもらい、低用量ピルで生理日を早まらせる方法に決定。受診したその日からピルの内服が始まりました。
受診した際にピルの副作用について説明を受けました。一番心配な症状は「血栓症」と呼ばれる血液中に血液の塊ができてしまうもの。血栓が血管に詰まることによって心筋梗塞や脳梗塞の危険があると説明を受けました。
ネットで調べてみたところ、40代以降では副作用の血栓のリスクが高まるため、ピルの処方を断られるパターンがあるとのことでしたが、今回は一時的な内服になるからかそのような話を医師からされませんでした。
血栓症で一番多いのは足の血管に詰まるもので、むくみや足に痛みが出たときはすぐに相談するよう言われました。ほかには吐き気、頭痛、めまいやふらつきが出る可能性があることも伝えられました。
処方されたピルは28錠が1シートになったもので、そのうち後半の7錠はピルではなく偽薬なのだそうです。28日間毎日内服を継続することで、生理最終日はシートの終了日の28日後となります。
私は受診したのが生理中で旅行日程は1カ月後だったため、受診後すぐにピルの内服を開始。内服初日、2日目になんとなく体調がいつもと違う、体が重いような症状があったものの、3日目には気にならなくなりました。
そして大きな副作用が出ることもなく、無事に旅行前に生理が来ました。旅行の荷物に生理用品という余分なものを持たなくてよいし、トイレの心配もしなくてよい、快適な旅行に出発です!
旅行から帰って、ふとピルを内服した1カ月について思い返してみると、気持ち的にも肌の面でも、安定した期間だったことに気付きます。生理前にあるイライラや爆食い、寝ても寝ても眠い感じはもう仕方ないと思っていましたが、今回は生理前の期間も通常と同じ精神状態で過ごせました。
もともと生理痛はあまりないほうですが、出産を期に生理期間にはなんとなく下腹部が重だるい感じがしていました。今回は下腹部の違和感はありましたが、痛みや重だるさは感じず、生理前、生理中にファンデーションのノリが悪いと感じることもなかったです。
これらの症状は生理につきもので仕方ないものだと諦めていましたが、改めて調べてみると「もしかしてPMSだったのかも」ということに思い当たります。今回については生理日移動が目的で内服したピルでしたが、それにより心身ともに安定した生理前期間を送ることができました。
いつもは笑って許せる子どものいたずらも、生理前はイライラして怒ってしまうことがありました。生理前だから仕方ないと諦めていたのですが、ピルを内服したことで親子でニコニコの生理前期間を過ごすことができたと思います。これは何より一番大きかったです。
今回は生理日移動のため、期間限定でピルを内服しましたが、PMSのような症状が治まるようであれば内服継続もありかなと思っています。しかし、血栓のリスクはもちろん、40代以上のピル内服は注意が必要とも言われているようです。PMSに関しては漢方やサプリという選択肢もあるようなので、医師と相談して今後の内服を検討していきたいです。
※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
監修/駒形依子先生(こまがた医院院長)
2007年東京女子医科大学卒業後、米沢市立病院、東京女子医科大学病院産婦人科、同院東洋医学研究所を経て、2018年1月こまがた医院開業。2021年9月より介護付有料老人ホームの嘱託医兼代表取締役専務に就任し現在に至る。著書に『子宮内膜症は自分で治せる(マキノ出版)』『子宮筋腫は自分で治せる(マキノ出版)』『膣の女子力(KADOKAWA)』『自律神経を逆手にとって子宮を元気にする本(PHP研究所)』がある。
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