「一歩も外に出たくない…!」ひきこもりを決め込むも…現実はそう甘くない!? #五十路日和 124
インスタグラムやブログで家族の話をつづっているおーちゃんによる50代の日常を描いたマンガ。 アラフィフのおーちゃんは、仕事がお休みの日はとことん家にひき …
ウーマンカレンダー woman calendar
42歳ごろから、ホルモンバランスの乱れと思われる体の不調を感じていましたが、さらに環境の変化で体調を崩しました。そのときはなぜつらいのか理由がわかりませんでしたが、今思えば子どもの巣立ちではないかと気付いたのです。子どもの巣立ちによる私の体調の変化を紹介します。
★関連記事:「仲良し親子のつもりが…」娘に彼氏ができて親子関係に変化→自分の役割はないと喪失感に襲われて
42歳ごろから生理が不順になったり、精神的に落ち込むことが増えたりと、心身ともに不調を感じ始めました。初めのころは生理不順だけでしたが、だんだんと精神面にも影響が出てきました。ちょっとしたことで涙を流したり、ささいな心配事で不安になったり。生理不順だったので、ホルモンバランスが乱れていることが原因だと、当時は思っていました。
職場の先輩に話を聞いてもらったら、「更年期が始まったころから、時折気分が落ち込むのよね」と話してくれました。先輩はホルモンの影響ではないかと言い、やはりホルモンバランスの乱れが原因なのかと漠然と考えて気にしないことにしたのです。生活に支障が出ていたわけでもなかったので、そのまま放置していました。
しかし、今思えば体の調子が悪くなった初期に比べて、徐々に不調といえるところが増えていったような気がします。また、その度合いも強くなったと感じ、気が付けば泣き虫のような性格になっているように思えたのです。
私には大学生の長女と高校生の長男がいます。長男が高校生3年生になり、進路をどうするか話しているときに、遠くの学校へ進学したいという話がありました。その選択は長男にとって良いことだと思い、応援することに。私も話を聞いて、進学したときの様子を思い浮かべてワクワクしていました。しかし、しばらくすると、ワクワク感よりも下の子としばらく離れるという寂しさが込み上げてきました。
ちょうど夫と離婚して私と2人の子どもたちだけの生活になったときで、家族で力を合わせて暮らしていたので、余計に寂しく感じました。進学だから期間が終われば戻ってくるし、高校卒業後は独り立ちする子も多くいると自分に言い聞かせていました。それでも、仕事が終わって夕方になると、部屋でひとり涙を流していたことを覚えています。
そんな日々が2週間ほど続き、そして長男が実際に遠くの学校へ進学。寂しい気持ちに浸ることがありましたが、1カ月ほどたち、少しずつ他のことにも目を向けるようになっていきました。
長男が家を出てから、長女と2人での生活が始まりました。と同時に今度は長女の就職活動が始まり、それを通してだんだんと社会人として独り立ちに向かっていることを感じました。そしてまた、親としての役目を終えた感じをひしひしと感じました。
さらに長女との会話も少なくなり、必要とされていないように思え、心にぽっかり穴が開いたように家事などがおろそかになっていきました。しかしこれではまずいと思い、就職活動に励んでいる姿に負けじと、自らを鼓舞して自分の時間を取ることに目を向けました。
例えば、1人の人間としてこれからの仕事について考えたり、1人の女性として少しおしゃれしようと思い始めたのです。そうこうしているうちに、寂しいという気持ちよりも子どもたちがいない時間を楽しもうという気持ちになりました。
そして同時に、家族がそれぞれの場所で頑張っていることを思い浮かべることで、自分のためだけではなく、離れている家族のためにも家を守ろうと決めたのです。今、こうした思いが仕事を頑張れるモチベーションにもなっています。
子どもの巣立ちは、ちょうど私がひとり親となってすぐにやって来て、3人で仲良く暮らしていたときのことでしたので余計に寂しく感じました。
しかし、寂しくてもその現実はやって来るので、自分も子どもの成長を喜び、自分の時間も大事にしようと考えるようにしたのです。おかげで今では、家族が戻ってくることを楽しみにしながら、毎日の生活を楽しめるようになりました。
※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。
監修/駒形依子先生(こまがた医院院長)
2007年東京女子医科大学卒業後、米沢市立病院、東京女子医科大学病院産婦人科、同院東洋医学研究所を経て、2018年1月こまがた医院開業。2021年9月より介護付有料老人ホームの嘱託医兼代表取締役専務に就任し現在に至る。著書に『子宮内膜症は自分で治せる(マキノ出版)』『子宮筋腫は自分で治せる(マキノ出版)』『膣の女子力(KADOKAWA)』『自律神経を逆手にとって子宮を元気にする本(PHP研究所)』がある。
マンガ/あさり
あなたの体験談も教えて! 抽選でギフト券進呈
現在40代のオムニウッチーさんの初めての彼は会社の先輩でした。当時のヤバすぎる社内恋愛エピソードを振り返ります。 彼の母親の誘いで、彼が加入している宗教団体の会合に行くことになった...
続きを読む私の夫は昔から性欲が強く、若いころはレスポンスできていた私。でも、30代に突入し、子育てに追われる日々の中で、体力的にも精神的にもつらくなってきました。 ★関連記事:「性欲が落ち着...
続きを読む私の夫は、弁護士になるべく浪人中の実の弟に毎月仕送りを継続。私も、努力をしている義弟に協力すべくできる限りのことはしてきました。しかし、仕送りのために私たちの生活も苦しくなり、つい...
続きを読む現在40代のオムニウッチーさんの初めての彼は会社の先輩でした。当時のヤバすぎる社内恋愛エピソードを振り返ります。 実は某宗教団体の会員だった彼。誘われて出向いた会合は、オムニウッチ...
続きを読む「40代 性」で検索しても、上位に出てくるのは、ほぼ夫婦間のレスのお悩みばかり。恋人間の行為やレスではないお悩みに答えてくれる記事には、なかなかヒットしない現実があります。かといっ...
続きを読むインスタグラムやブログで家族の話をつづっているおーちゃんによる50代の日常を描いたマンガ。 アラフィフのおーちゃんは、仕事がお休みの日はとことん家にひき …
イラストレーター&漫画家のフカザワナオコさんによる、アラフィフ女子の日常を描いたマンガ。今回は顔のむくみについてお届けします。 ★前の話 朝、鏡 …
私は人一倍、昔から海外への憧れが強い子どもでした。小学校の文集に「自分の足で海外を回り、世界中に友人を作りたい」と書いたのを覚えています。そんな私は大人 …
夫には、「ある変化」が訪れることを結婚後に知りました。それは車のハンドルを握った瞬間。付き合っていたころはそんな素振りは見せなかったのに、まるで別人格が …
コロナ禍で体温を測る機会が増え、いつ測っても体温が低い、35度台という数字が出て驚いた人も多いのではないでしょうか。いつも35度台だと「私ってもしかして …
現在40代のオムニウッチーさんの初めての彼は会社の先輩でした。当時のヤバすぎる社内恋愛エピソードを振り返ります。 某宗教団体の会員である彼と距離を感じて …
イラストレーター&漫画家のフカザワナオコさんによる、アラフィフ女子の日常を描いたマンガ。今回は秋バテについてお届けします。 ★前の話 テレビで初 …
私の知人は現在54歳、夫と義母と3人暮らしです。知人には2人の子どもがおり、すでに2人とも実家を離れています。当時、知人は子どもがいなくなった家で、夫と …