義母「他人のあなたは留守番で」家族旅行で私を置き去りにした義母に大事なことを教えてあげた結果
家族旅行をすることになった私たち家族。しかし旅行当日、義母は出発時間を偽り、私だけ置いて旅立ってしまいました。「あなたは留守番に決まっているでしょ」と意 …
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子どもの年齢が上がるにつれ、学校や習い事の兼ね合いで次第にママ友が増えていき、週末は近所のスーパーなどでママ友に会うことが頻繁にありました。ある日、保護者との会話の中でのひと言にショックを受け、他の人から自分がどう見られているのかを再認識した体験談です。
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私の以前の職場は、体を動かすことが多く常に汗をかいている状態だったため、しっかり化粧をして行っても汗ですぐ取れてしまう始末。そんな日が続き、「これじゃ時間をかけてメイクする意味がない」と思い、すっぴんで仕事に行く日が増えていきました。
当時、周囲のスタッフも私と同じような感覚の人ばかりだったので、特にすっぴんを気にすることもありませんでした。もともと、日焼け止めやファンデーションなどを顔につけるということがあまり好きではなかった私にとっては好都合だったのです。
しかし、年と共に肌に年齢が出るように……。日に日にシミやクマなどが気になるようになり、夫に「おばちゃんになってきたね」と言われることも。今までは気にも留めていなかったのですが、ふと鏡に映る自分を見て「たしかにおばさんだ。こんな顔で出歩いちゃいけないな……」と感じるように。
それでも、面倒くさがりな私は「とりあえずメイクしておけばいいや」と思っていました。もちろん、オフィス街で働くキラキラした女性のようなバッチリメイクではありません。ファンデーションと眉毛を描くのみというパパっと終わるメイクで、ナチュラルメイクとも言えないほどの適当なメイクをして毎日を過ごしていました。
ある日、その日は体調が優れず、すぐに終わるメイクすらする気になれませんでした。そこで、「マスクして行けば肌悩みもバレないよね」と思い、洗顔だけしてそのまま買い物に行くことに。
店内をしばらくウロウロしていると、前からママ友がこちらに向かってくる姿が見えました。私のちょうど近くを通ったため、すれ違いざまに「こんにちは」と言うと、そのママ友はこちらを見るもののなぜか不思議そうな顔をしているのです。その後、そそくさと会釈をしてその場を去っていきました。
普段、そのママ友は明るい印象が強く、外出先で出くわした際には周囲が驚くほど元気な声であいさつをしてくれる人でした。その日の前日にも息子の習い事で会って話をしたばかりだったので、「なんであんな反応だったんだろう。私、何か嫌なことでも言っちゃったのかな……」と不安に。
帰宅後、この出来事を夫に話すと「たまたま気付かなかっただけでしょ! 気にすることないって」と言うのですが、その後もこのことが気になって仕方ありませんでした。
後日、そのママ友に息子の習い事のお迎えの際に遭遇しました。以前の出来事があったので「なんだか私から話しかけづらいな……」と思っていると、「お疲れさまでーす!」と元気に話しかけてくる彼女。「あ、お疲れさまです」と少し動揺を隠せないまま返答する私。そんな気持ちの私をよそに、彼女はいつもどおり他のママ友といっしょに他愛のない話を始めるのでした。
その後、彼女と2人になる機会があり、以前の外出先での反応がずっと気になって仕方なかったので、思い切って真相を聞いてみることにしました。「そういえば、この前、あのお店で会いましたよね」と話すと、「え、いました?」と言う彼女。続けて「あそこですれ違って私から声をかけたら会釈してくれたので、気付いているのかと思ってました」と言うと、「え、あれ〇〇さんだったの? なんか違う人に見えちゃって誰だかわからないまま会釈しちゃったのよ」とひと言。
なんと彼女は、私であることに気付いていなかったのです。「あんなに近くですれ違ったのに、なんで気付いていなかったんだろう」とふと考えると、メイクをしていなかったという理由しか思いつきませんでした。
帰宅後、その日と同じ状況を再現すべくすっぴんを鏡で確認することに。すると、鏡には眉毛がなく、くすんだ肌のクマが目立つ私の顔が映っていたのです。私は、「これじゃ、たしかに気付かないよな」という思いと共に、いつもの適当なメイクでも人の印象って変わるものなんだなと感じました。
「いつも適当なメイクだから、しなくても大丈夫」と思って起こした行動が招いてしまった今回の出来事。もちろん、そのママ友は私が化粧をしている姿しか見たことがありません。メイクをしているときは、クマは隠れ、眉毛もあるので表情も明るく見えているのでしょう。
今回の出来事で、たとえバッチリメイクではなかったとしても、マスクで顔の半分が隠れていたとしても、顔の印象は変わってしまうものだと実感。TPOをわきまえたメイクの大切さを改めて認識し、今後は外出するときは面倒くさがらずに、最低限でもいいからメイクをしようと決心したのでした。
※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。
イラスト/マメ美
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