「眠れなくてつらい」不眠に悩んだ41歳が「21時就寝生活」に挑戦した結果、どうなった?【体験談】
40歳を過ぎたころから不眠になった私。疲れているはずなのに、夜明けまで寝付けない日も。「眠れないことがこんなに苦しいなんて……」と毎日夜が来ることにプレ …
ウーマンカレンダー woman calendar
定期的に健康診断を受けている私たち夫婦。健康のために、40代になってからは予定を合わせて一緒に受診するようにしています。その健康診断で私だけが引っかかり、大学病院で再検査となってしまいました。もんもんと過ごした1カ月のこと、再検査の結果をお話しします。
★関連記事:初めての人間ドックで再検査に!思わぬ結果に人生を見つめ直した結果【体験談】
私たち夫婦は、定期的に健康診断を受けています。夫が受けるタイミングで私もついでに、ということが多いのですが、40代になって受けた健康診断で「再検査」という結果に。夫婦2人で受けて、後日私のスマホにだけ電話で「再検査」連絡があったのです。
申し訳なさそうな声で、近くの病院の紹介状を書くので専門的な医師の診察を受けてほしいといった内容でした。それまで、健康診断では「再検査」経験がまったくなかった自称健康優良児な私は驚きました。
電話をかけてきた人に受診先について「行きつけの開業医の内科」と告げると、より専門的な医師の診察が良いと、大学病院をすすめられました。そして、病院の受診はより早いほうが良いとのこと。「再検査」に「大学病院」、そして「病院の紹介状」、この3点セットに私はおびえてしまいました。再検査の日程を取るときも、最初の希望では予定が合わず1カ月後に。受診科は「乳腺・内分泌外科」でした。
再検査の心当たりはありました。健康診断の内科検診で「甲状腺が悪いのか」と医師に聞かれたことです。しかし、電話では「気になる点があったため受診してください」と言うばかりで詳しい説明はありませんでした。そのため、手紙が送られてくるのを待つことに。
その後、A4サイズの封筒で診察時に使うと思われるCD-ROM、病院の紹介状、受診の前に記入しておくアンケートが家に届きました。受診の前に記入しておくアンケートには、胸の絵。そして「自分でしこりを感じますか」、「胸で違和感を感じる部分はどこですか」、「両親や親族に乳がんの人はいますか?」のYes/Noアンケート。
心当たりのあった甲状腺についてよりも、「胸」についての質問が多すぎるように感じました。これは、自分はもしかすると「乳がん」なのかもしれない……。
私にはまだ小学生の子どもが2人いて、成長を見届けたい。再検査では何もないといいけれど、だとしたら健康診断で引っかかることもないわけで……。「乳がんでも早期発見だったら胸を手術すれば生きられるかなあ」など、少し想像するだけでも涙が出てきます。
自分では出産を終え、女性として胸は必要なくなったはずなのに未練があったみたいです。胸がなくなり、眉毛がなくなり、髪の毛がなくなるのは嫌だ……。でも、ぜいたくは言わない、死ぬのは嫌だ……。もっと、子どもたちとお出かけしておくんだったなあ……とさまざまな感情があふれてきました。
検査結果から言うと乳がんではなく、他にも異常はありませんでした。大学病院に予約時間に行き、いざ診断。そのとき、胸ではなく首筋のリンパをエコーで見るだけ。乳がんだと思っていたので、これには拍子抜けしました。
乳がんだと思った胸についてのアンケートは、「乳腺・内分泌外科」を受診する人に一律に送付していたのでしょうか、受付で「ややこしくてごめんなさい」と謝罪がありました。私の場合は、健康診断での甲状腺の白い影が映った写真が気になったようです。
しかし、再検査の結果、投薬も不要、経過観察も必要ないとのこと。「大丈夫ですよ」と担当してくれた女医から言われ、あまりにホッとして泣いてしまいました。
この年齢になるといろいろなことがありますが、自分の「死」を身近に感じたことは、初めてです。小学生2人を育てる親として、子どもを産んで、あとは自分のことよりも子どもを無事に育てなくてはと思っていたものの、自分の人生も大事。胸がなくなるかもしれない不安を思い出すと「残された人生を精一杯生きねば」と思います。
女性としても、人間としても、今が一番若い日。メイクもする、おしゃれもする、会いたい人には会う、やりたいことはどんどんやる。人目を気にせず、自分が思うように生きることが一番だと思っています。まだまだしぶとく生きますよ。
※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
監修/駒形依子先生(こまがた医院院長)
2007年東京女子医科大学卒業後、米沢市立病院、東京女子医科大学病院産婦人科、同院東洋医学研究所を経て、2018年1月こまがた医院開業。2021年9月より介護付有料老人ホームの嘱託医兼代表取締役専務に就任し現在に至る。著書に『子宮内膜症は自分で治せる(マキノ出版)』『子宮筋腫は自分で治せる(マキノ出版)』『膣の女子力(KADOKAWA)』『自律神経を逆手にとって子宮を元気にする本(PHP研究所)』がある。
あなたの体験談も教えて! 抽選でギフト券進呈
私は会社員をしています。家庭の都合で中学卒業後すぐに働き始めましたが、真面目に努力したかいがあり、最近転職して今の会社に入社しました。上司も先輩も皆良い人なのですが、ただひとり、学...
続きを読む私は昔から絵を描くのが好きで、夢をかなえて現在はデザイン会社に勤務中。仕事にやりがいを感じ、お客さまを喜ばせるため毎日頑張っています。小規模な会社ですが業績も好調で、多忙ながら充実...
続きを読む夫と娘と3人暮らしをしている私は、パートとして働きながら家事や子育てに追われています。そんなある日、私の人生を大きく変える1本の電話がかかってきて……。 ★関連記事:「貧乏人はダメ...
続きを読む2児の母、のむすんさんが自身や知人の過去の体験談をもとに描いたマンガ。38歳でパート勤めのみなこさんは、夫と小学生の息子と暮らしていました。ある日、大学時代の友人、るりあと偶然の再...
続きを読む40歳を過ぎたころから不眠になった私。疲れているはずなのに、夜明けまで寝付けない日も。「眠れないことがこんなに苦しいなんて……」と毎日夜が来ることにプレ …
アラフィフ主婦のへそさんによる、更年期の手指のこわばりについての体験を描いたマンガ。 へそさんは更年期になってから朝起きたときに、右手の指がしびれ、指が …
2児の母、のむすんさんが自身や知人の過去の体験談をもとに描いたマンガ。38歳でパート勤めのみなこさんは、夫と小学生の息子と暮らしていました。ある日、大学 …
酒癖が悪く、私が子どものころには親戚に、成人してからは母からも見放されてしまった私の実父。結婚して遠方に住む私は、父に頻繁に会いに行くことはかなわずとも …
出産後に夫とのスキンシップが減った、またはまったくなくなった……。そんなレスの悩みを抱える妻たちのリアルな体験談を紹介します。 ★関連記事:「妊娠後、夫 …
アラフィフ主婦のへそさんによる、更年期の手指のこわばりについての体験を描いたマンガ。 へそさんは更年期になってから朝起きたときに、右手の指がしびれ、指が …
2児の母、のむすんさんが自身や知人の過去の体験談をもとに描いたマンガ。38歳でパート勤めのみなこさんは、夫と小学生の息子と暮らしていました。ある日、大学 …
30代後半の私と夫には、3歳の息子と10カ月の娘がいます。私と夫は今から2021年に結婚。若いころから容姿に自信のあった夫は、結婚前から私に、モテていた …