「わが家の前でドッジボール?」新車にボールが直撃!謝らないご近所に悩んだ日々から抜け出せたのは
以前、近所の夫婦に悩まされたことがありました。そのとき、相手を変えようと思わずに、自分の機嫌を取って幸福度を高めたほうが大切だとわかりました。また子育て …
ウーマンカレンダー woman calendar
定期的に健康診断を受けている私たち夫婦。健康のために、40代になってからは予定を合わせて一緒に受診するようにしています。その健康診断で私だけが引っかかり、大学病院で再検査となってしまいました。もんもんと過ごした1カ月のこと、再検査の結果をお話しします。
★関連記事:初めての人間ドックで再検査に!思わぬ結果に人生を見つめ直した結果【体験談】
私たち夫婦は、定期的に健康診断を受けています。夫が受けるタイミングで私もついでに、ということが多いのですが、40代になって受けた健康診断で「再検査」という結果に。夫婦2人で受けて、後日私のスマホにだけ電話で「再検査」連絡があったのです。
申し訳なさそうな声で、近くの病院の紹介状を書くので専門的な医師の診察を受けてほしいといった内容でした。それまで、健康診断では「再検査」経験がまったくなかった自称健康優良児な私は驚きました。
電話をかけてきた人に受診先について「行きつけの開業医の内科」と告げると、より専門的な医師の診察が良いと、大学病院をすすめられました。そして、病院の受診はより早いほうが良いとのこと。「再検査」に「大学病院」、そして「病院の紹介状」、この3点セットに私はおびえてしまいました。再検査の日程を取るときも、最初の希望では予定が合わず1カ月後に。受診科は「乳腺・内分泌外科」でした。
再検査の心当たりはありました。健康診断の内科検診で「甲状腺が悪いのか」と医師に聞かれたことです。しかし、電話では「気になる点があったため受診してください」と言うばかりで詳しい説明はありませんでした。そのため、手紙が送られてくるのを待つことに。
その後、A4サイズの封筒で診察時に使うと思われるCD-ROM、病院の紹介状、受診の前に記入しておくアンケートが家に届きました。受診の前に記入しておくアンケートには、胸の絵。そして「自分でしこりを感じますか」、「胸で違和感を感じる部分はどこですか」、「両親や親族に乳がんの人はいますか?」のYes/Noアンケート。
心当たりのあった甲状腺についてよりも、「胸」についての質問が多すぎるように感じました。これは、自分はもしかすると「乳がん」なのかもしれない……。
私にはまだ小学生の子どもが2人いて、成長を見届けたい。再検査では何もないといいけれど、だとしたら健康診断で引っかかることもないわけで……。「乳がんでも早期発見だったら胸を手術すれば生きられるかなあ」など、少し想像するだけでも涙が出てきます。
自分では出産を終え、女性として胸は必要なくなったはずなのに未練があったみたいです。胸がなくなり、眉毛がなくなり、髪の毛がなくなるのは嫌だ……。でも、ぜいたくは言わない、死ぬのは嫌だ……。もっと、子どもたちとお出かけしておくんだったなあ……とさまざまな感情があふれてきました。
検査結果から言うと乳がんではなく、他にも異常はありませんでした。大学病院に予約時間に行き、いざ診断。そのとき、胸ではなく首筋のリンパをエコーで見るだけ。乳がんだと思っていたので、これには拍子抜けしました。
乳がんだと思った胸についてのアンケートは、「乳腺・内分泌外科」を受診する人に一律に送付していたのでしょうか、受付で「ややこしくてごめんなさい」と謝罪がありました。私の場合は、健康診断での甲状腺の白い影が映った写真が気になったようです。
しかし、再検査の結果、投薬も不要、経過観察も必要ないとのこと。「大丈夫ですよ」と担当してくれた女医から言われ、あまりにホッとして泣いてしまいました。
この年齢になるといろいろなことがありますが、自分の「死」を身近に感じたことは、初めてです。小学生2人を育てる親として、子どもを産んで、あとは自分のことよりも子どもを無事に育てなくてはと思っていたものの、自分の人生も大事。胸がなくなるかもしれない不安を思い出すと「残された人生を精一杯生きねば」と思います。
女性としても、人間としても、今が一番若い日。メイクもする、おしゃれもする、会いたい人には会う、やりたいことはどんどんやる。人目を気にせず、自分が思うように生きることが一番だと思っています。まだまだしぶとく生きますよ。
※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
監修/駒形依子先生(こまがた医院院長)
2007年東京女子医科大学卒業後、米沢市立病院、東京女子医科大学病院産婦人科、同院東洋医学研究所を経て、2018年1月こまがた医院開業。2021年9月より介護付有料老人ホームの嘱託医兼代表取締役専務に就任し現在に至る。著書に『子宮内膜症は自分で治せる(マキノ出版)』『子宮筋腫は自分で治せる(マキノ出版)』『膣の女子力(KADOKAWA)』『自律神経を逆手にとって子宮を元気にする本(PHP研究所)』がある。
あなたの体験談も教えて! 抽選でギフト券進呈
2児の母のはたりさんによる、保育園で遭遇した体験談を描いたマンガ。保育園の懇談会で、ママたちの身だしなみに言及するパパに遭遇した、はたりさんこと、チロちゃんママ。その後も、彼から身...
続きを読む2児の母のはたりさんによる、保育園で遭遇した体験談を描いたマンガ。保育園で、ママたちの身だしなみをチェックするパパに遭遇した、はたりさんこと、チロちゃんママ。彼は、保育園内で有名な...
続きを読む2児のママブロガーのエェコさんによる、ブログのフォロワーさんの夫婦関係を描いた体験談マンガ。舞台となるのは、2歳の娘を育児中のあるご家庭。夫の無神経なひと言に対し、妻が徹底抗戦する...
続きを読む2児の母のはたりさんによる、保育園で遭遇した体験談を描いたマンガ。はたりさんこと、チロちゃんママはある日、衝撃的な出会いをします。それは娘が楽しく通う園でのことだったので、ムカッと...
続きを読む数年前に夫に先立たれてから1人暮らしをしてきた私。家は老朽化し、ついに大雪によって倒壊してしまいました。ひとまず長男の家に避難するも、強欲な長男嫁が「同居するなら毎月20万を払え」...
続きを読む以前、近所の夫婦に悩まされたことがありました。そのとき、相手を変えようと思わずに、自分の機嫌を取って幸福度を高めたほうが大切だとわかりました。また子育て …
私はただ今40歳。とある会社で本部長を務めています。7歳年下の彼と10年付き合っていましたが、1年前に熱烈なプロポーズを受け、ついに結婚しました。ところ …
人気プログラミング教室で若い学生と相席になった私。満席の教室で授業が白熱する中、ツンと刺すアンモニア臭が漂いました。「きっと隣の青年だわ」と決めつけたも …
55歳からマンガを描き始めたナランフジコさんによる、熟年夫婦の生活を描いたマンガ。 最近、うっかりが増えたと自覚しているフジコさん。ですが、それを上回る …
朝、目を覚ましてから体が全然動かないことがありました。起きて会社に行く支度をしなければ……と頭ではわかっているのに、起き上がれないのです。頭痛がひどく、 …
私は、生まれも育ちも北海道です。北海道の人は、「自分は標準語を話している」と思い込んでいる節があると感じていました。実は私も、そんな1人でした。 ★関連 …
40~50代のほとんどの人が定期的におこなっている白髪染め。美容院に行くとキレイに仕上がって持ちも良いけれど、最近は市販の白髪染めも種類が豊富です。美容 …
イラストレーター&漫画家のフカザワナオコさんによる、アラフィフ女子の日常を描いたマンガ。今回は夫の性格についてお届けします。 ★前の話 便利アイ …