「まぶたが下がってきた」アラフィフで初挑戦した意外なアイテムで垂れたまぶたをカバー【体験談】
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半年くらい前から、蚊のように小さな虫が何匹も目の前で飛んでいるように見え始めました。ずっと見えているわけではなかったのですが、明るい場所で特に見える感じがして、だんだん虫に見えるものの数が増えていったように思えました。しかし、実際には虫は飛んでおらず、友だちに相談したら眼科に行ったほうが良いと勧められ、眼科で診てもらうことにしたのです。
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私の視界に小さな虫が何匹も見えるようになったのは半年くらい前で、42歳のときからです。家族に聞いても虫は飛んでいないし、実際に手を伸ばしてみてもやっぱり虫はいません。けれど、視線を違うところに向けても小さな虫は追ってくるし、目をこすっても消えることはありませんでした。
ただ、1日中見えているわけではなく、明るい場所にいるとよく虫が見えるのです。蛍光灯などの明るい照明の下にいるときや、朝の日差しを浴びながら車を運転するとき、他にもテレビを見ているときによく見えていました。暗い場所では虫が見えなかったので、明るい場所にいるときだけ虫が見えるのだと思いました。
しばらく小さな虫が見える症状は続きましたが、特に視力が落ちた感じもなかったので、眼科へも行かずに様子を見ることに。友だちに会ったときにこの虫が見える話をすると、「それ飛蚊症(ひぶんしょう)だよ、老化現象の1つなんだよ」と言われました。老化現象と言われショックでしたが、何か病気が隠れているかもしれないから念のため眼科に行ったほうが良いと勧められ、眼科へ行くことにしました。
眼科へ行き小さな虫が見えることを伝えると、「飛蚊症だね、年齢は43歳か」と先生。年齢を言うということは、やはり友だちが言っていたように老化現象なのだと感じました。そこで先生から受けた説明では、目にはゼリー状の硝子体という部位があり、加齢などで成分が変化して萎縮することで液状になるそうです。そうすると硝子体が濁ってその影が網膜に映り、視野の中で黒い点のように見える症状を飛蚊症というとのこと。飛蚊症は年齢から来る場合と目に病気がある場合があり、年齢から来る場合は治療の必要がないそうです。
そこで、年齢から来ている症状だと思われるけれど、病気がないことを確認するため検査をすることになりました。目に空気を当てる検査や器械をのぞき込んで映っている絵を見る検査、それに視力検査もしました。後日、瞳孔を開く目薬を使用して検査をすることになり、この検査をするとその後数時間はまぶしさから車の運転は危険とのことなので、夫に送迎を頼める日に検査の予約をしました。
そして予約した日になり、夫の運転で眼科へ。待合室にいると看護師さんが目薬を差しに来てくれました。瞳が大きくなるまで30分以上待って検査室に入りました。検査後、診察室に呼ばれ、先生から目の病気はないと言われてホッとしました。私の飛蚊症は年齢から来るもので治療する必要はなく、そのうち慣れてくるとのことでした。
眼科では特に治療の必要もなく、そのうち目が慣れてくると言われましたが、症状を緩和するために何かできることはないかネットで調べてみました。調べてももちろん眼科で言われたように、年齢から来る生理的なもので何もする必要はないようでした。
ただ、何もする必要はないのですが、私は目を疲れさせないためにスマートフォンでマンガを読んだり、遅くまで起きていたりすることをやめ、疲れ目に効くとされるサプリメントを飲むようにしました。
いつごろから飛蚊症の症状を感じなくなったのかは自分でもわからないのですが、今ではほとんど症状がありません。テレビを見ているとたまに飛蚊症の症状が現れますが、以前のように症状が続くこともなく数秒で消え、小さな虫のようなものの数も少なくなりました。
眼科で言われたように目が慣れてきたのでしょう。眼科でもらってきた飛蚊症の冊子にも「慣れれば特に問題はありません」とあったので、見えているけれど気付いていないのだと思います。目を疲れさせないようにしてきたことは効果があったのかわかりませんが、これからも続けていこうと思います。
老化現象でさまざまな体の不調が現れることを実感しつつ、私は飛蚊症を知らなかったので、良い経験ができたと思うようにしています。今回は治療の必要がないものでしたが、今後は年齢からどんな病気になるかわかりません。健康でいるためにも、まずはバランスの取れた食事に気を付け、規則正しい生活を送ろうと思いました。
※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
監修/田辺直樹先生(田辺眼科クリニック院長)
日本眼科学会認定専門医。札幌医科大学医学部卒業。名鉄病院、名古屋大学、知多市民病院で眼科医員、公立学校共済組合 東海中央病院で眼科医長を務めたのち、2004年に地元愛知県名古屋市にて、田辺眼科クリニックを開院。子どもからお年寄りまで幅広い目の悩みに対するきめ細かいケアに定評がある。
イラスト/きびのあやとら
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