「田舎はやることがないから…」4児の姉をバカにする義兄!それを聞いた義父母が義兄に鉄つい
私が35歳のときに同僚と結婚することになり、結婚式の前に両家の顔合わせをしました。私の両親と姉、姉の4人の子どもたちが集まり、会場で夫の家族を待っていた …
ウーマンカレンダー woman calendar
40代に入ってまさかの初体験。咳(せき)が出たと同時におなかに力が入り、わずかな量ですが初めて尿漏れを体験してしまいました。30代のころ、産婦人科医から妊娠中や出産後に起こりやすいと聞いていた腹圧性尿失禁(ふくあつせいにょうしっきん)。加齢によっても起こると聞いていたので、「これが腹圧性尿失禁か」とわかりました。そこで、改善策の骨盤底筋トレーニングをおこなった私の体験談です。
★関連記事:40代以降に急増!「頻尿・尿漏れ」は老化でなく病気?受診しないとダメ?【医師解説】
初めての尿漏れに泌尿器科の受診が頭をよぎりましたが、わずかな尿漏れが1度だけだったことから、まずは骨盤底筋のトレーニングをおこなうことにしました。それと言うのも、過去に産婦人科医から尿漏れについて聞いていたことや私の介護福祉士としての医学知識で、この尿漏れが腹圧性尿失禁だと検討がつき、トレーニングが有効だと知っていたからです。
産婦人科医によると、咳をしたときや運動でおなかに力が入ったときに尿が漏れるのは腹圧性尿失禁と言い、妊娠中や出産直後の女性や40代以降の女性に起こりやすいそうです。
出産前後の女性については、出産時に骨盤底筋に大きく負担が掛かるため、筋肉が緩んで膀胱(ぼうこう)や尿道をきちんと支えられず、尿が漏れることがあるとのこと。また40代以降の女性については、加齢や更年期によって女性ホルモンが低下することで骨盤底筋が弱くなって緩み、尿漏れにつながるとも産婦人科医は言っていました。筋肉の衰えが原因にあるため、骨盤底筋のトレーニングをおこない筋肉を鍛えることで、尿漏れの改善や予防が期待できるそうです。
私はトレーニングをおこなっても尿漏れが続けば泌尿器科の受診を考えましたが、幸い初めての尿漏れから1年以上たっても2回目の尿漏れは起きておらず、トレーニングに励む日々です。
産婦人科医から聞いていたトレーニング方法は、座ったままおこなうものと、寝転んでおこなうものの2通りです。疲れていると両方できないこともありますが、体調不良でなければどちらかのトレーニングは毎日おこなうようにして1年以上が経過しています。
座りながらおこなうトレーニングは、意識しながらおしり周りの筋肉を締めたり緩めたりするだけのラクなトレーニングなので、読書中やテレビを見ながらいつでも気軽におこなえました。トレーニングの前に深呼吸などで全身の力を抜いて神経を骨盤周りに集中して、なるべくリラックスしておこないます。背筋を伸ばして座ったまま肩の力を抜き、足やおなかに力が入らないようにしながら、おしり、腟、尿道をおなかのほうへ引き上げるような感覚で5秒から10秒ぎゅっと締めて、その後緩めます。
これを繰り返すだけです。5回から10回繰り返すのですが、慣れてきたら回数を増やしておこなうこともよくありました。電車の中や行列の待ち時間などで立っているときにおこなっても良いそうです。生活の中で無理なく取り入れやすいので、トレーニングを続けやすく感じました。
寝転んでおこなうトレーニングは、まずあお向けに寝て足を少し開いて膝を立てて体の力を抜きます。
息を吐きながらおなかには力を入れないようにして、おしり、腟、尿道を5秒から10秒かけておなかのほうへ引き上げる感覚でぎゅっと締めていき、その後30秒くらいリラックス。これを5回から10回繰り返します。
次に同じようにおしり、腟、尿道を締めては緩めるという動作をもっと早く1秒ずつくらいのテンポでリズミカルにおこない、5回から10回繰り返します。
これを1セットで1日に4セットおこないます。
私の場合、過去に産婦人科医からトレーニングを教わった妊娠中のころは、大きなおなかへの負担を避けるため、あお向けになれず、座ったままのトレーニングのみのことも。出産後の痛みが回復してからは、寝転んでおこなうトレーニング4セットも加えました。今は寝る前に4セットおこなっていますが座ったままでも寝転んででも、動くときに肩などに余計なところに力が入ると逆効果になるそうで、特におなかに力が入らないように気を付けています。
毎日続けていきたかったため疲れているときは無理せずセット数を減らしたり、座ったままのラクなトレーニングだけおこなったりする日もあるのが正直なところです。
私の場合、出産前後の腹圧性尿失禁はなかったのですが、今思えば尿漏れ予防のために妊娠中や出産後に骨盤底筋のトレーニングをおこなっていたことがよかったのかもしれません。育児に追われていた何年もの間トレーニングをおこなっていませんでしたが、再開した今、筋肉を締めたり緩めたりする感覚を体が覚えていて助かりました。
今は尿漏れなく過ごせていますが、それもゆったりとしたペースではあるもののトレーニングを毎日続けているからかもしれません。これから年を重ねて筋肉が衰えることに備えてトレーニングの回数を意識的に増やすことも考えつつ、毎日のトレーニングを続けていこうと思っています。
※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
監修/窪田徹矢先生(くぼたクリニック松戸五香院長)
獨協医科大学医学部卒業。千葉医療センター、成田赤十字病院で研修を積み、国保松戸市立病院泌尿器科に勤務。その後千葉西総合病院泌尿器科にて医長、部長を歴任。2017年、くぼたクリニック松戸五香を開院。2024年に新鎌ケ谷くぼた皮膚科泌尿器科を開院、日本泌尿器科学会専門医・指導医。専門は泌尿器科および皮膚のトラブル、生活習慣病を含めた内科まで幅広く診察。メディア出演も多数あり、医者YouTuberとしての情報発信もおこなっている。著書に『EDかも!?と思ったら読む本』(自由国民社)がある。
イラスト/sawawa
あなたの体験談も教えて! 抽選でギフト券進呈
脱毛サロンやアパレル業界での実務経験をもつすがのみさきさんによる、ワキガ治療をしたときの話を描いたマンガを紹介します。 小さいころから家族に「ワキガなんじゃ?」と言われてきたみさき...
続きを読む脱毛サロンやアパレル業界での実務経験をもつすがのみさきさんによる、ワキガ治療をしたときの話を描いたマンガを紹介します。 小さいころから家族に「ワキガなんじゃ?」と言われてきたみさき...
続きを読む脱毛サロンやアパレル業界での実務経験をもつすがのみさきさんによる、ワキガ治療をしたときの話を描いたマンガを紹介します。 昔から家族に「ワキガじゃ?」と言われてきたみさきさん。成長す...
続きを読む脱毛サロンやアパレル業界での実務経験をもつすがのみさきさんによる、ワキガ治療をしたときの話を描いたマンガを紹介します。 小さいころから家族に「ワキガなんじゃ?」と言われてきたみさき...
続きを読む脱毛サロンやアパレル業界での実務経験をもつすがのみさきさんによる、ワキガ治療をしたときの話を描いたマンガを紹介します。 昔から家族に「ワキガじゃ?」と言われてきたみさきさん。成長す...
続きを読む私が35歳のときに同僚と結婚することになり、結婚式の前に両家の顔合わせをしました。私の両親と姉、姉の4人の子どもたちが集まり、会場で夫の家族を待っていた …
会社員の私は、結婚して25年になる妻と20代の1人娘と3人暮らし。妻と娘は仲が良いものの、私はいつも邪魔者扱い。さらにはしょっちゅうお金をねだられていて …
のむすんさんの知人の実体験をマンガ化したドロドロ婚活ストーリー。 28歳のしおりさんは、結婚を考えていた彼・のり君に突然振られてしまいます。どうにかして …
布ナプキンを使い続けてきた私ですが、ある出来事をきっかけに、生理中のにおいについて初めて本気で向き合うことになりました。 ★関連記事:「もしかしてにおっ …
夫の持病が悪化してから、夫の世話をする機会がぐんと増えました。もちろん大変ではありましたが、それ以上に「助けになりたい」という気持ちのほうが強くて、毎日 …
のむすんさんの知人の実体験をマンガ化したドロドロ婚活ストーリー。 28歳のしおりさんは、結婚を考えていた彼・のり君に突然振られてしまいます。どうにかして …
脱毛サロンやアパレル業界での実務経験をもつすがのみさきさんによる、ワキガ治療をしたときの話を描いたマンガを紹介します。 昔から家族に「ワキガじゃ?」と言 …
30代後半の友人は、夫の実家で義父母と同居して暮らしていましたが、4人目の出産を機に義父母との同居をやめることに。これまで誰よりも親身になって寄り添って …