「無職だと貸付継続は難しい」社協から突然の連絡。44歳ひとり親が貯金切り崩す生活から脱却できた理由
44歳のとき体調を崩し、10年間勤めていた会社を退職しました。わが家はひとり親家庭のため、生活するにはなるべく早く正社員として再就職することが必須です。 …
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44歳の私はなかなか職が見つからず、したい仕事が特にないことでもんもんとしていました。そんなとき、ハローワークで職業訓練校の募集パンフレットを見つけ、目に留まったのが「ゼロから始めるWEBマスター講座」という講座の募集。「1人でパソコンやスマートフォン対応のホームページを作成できるようにする」という講座内容に惹かれ、応募したのです。44歳にして思い切って職業訓練校に通ってみた体験談を紹介します。
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応募して即受講OKというわけでなく、書類選考や面接などがありましたが無事にクリア。面接では、過去にIT系企業に事務として応募したときに、web系知識の有無、イラストレーターやフォトショップを使用できるかなどを聞かれて、何もできないと答えざるを得ず選考落ちした体験を話し、IT事務を目標に頑張りたいと熱意を伝えました。
そして、実際の授業風景を見学させてくれるというので教室の後ろからのぞかせてもらったのですが、そのときはたまたまイラストレーターを使った授業だったようで、プロ並みの絵を描いている人がいらっしゃってびっくりしました。雰囲気の良さそうな学校だったのでここに通うことを決意しました。

実際に学校に通い始めてみたら、私の年齢は平均年齢よりはやや上であるものの、若い人から私より年上の人まで本当にさまざまな年齢の人がいて、少し安心しました。経歴もさまざまで、webに関係ある仕事に就いていた人やまったく関係ない営業や販売員の仕事に就いていた人、仕事は関係していなくても趣味で画像加工や動画編集などをしていた人などがいました。
「ゼロから始める」とうたっていた講座ですが、まったくの知識ゼロは私の他に数名しかいなかったようです。しかし、その数名の中には自営業をしたいという目的で知識ゼロから飛び込んできた人もいて少し親近感を覚えたりしました。
そんな中、授業に必死についていきましたが、スタート地点から他の人との差を感じてぼうぜんとすることもしばしば。それでもできることをできる限りしようと、なんとか授業についていきました。
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