「寂しくなかったかな…」母を見送り芽生えた終活への意識。家族への思いやりと備え【体験談】
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私には小学校からの友人がいます。私はその友人を助けたいという気持ちから総額200万円を貸しました。私がその経験から学んだこととは。
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20代のときに小学校からの友人と再会し、遊ぶようになりました。当時私は正社員、友人はバイトという生活をしておりました。何をするにもお金は私のほうが多く支払っており、「働いているからいっか」と思い、ずっと遊んでいました。
友人には借金があることがわかり、助けてあげたい一心で立て替えをしました。それがきっかけで、お金を貸すようになりました。
貸したお金を「返してね」と言ったこともありましたが、逆ギレされたこともあり、諦めていました。貸したお金は総額200万円はありました。
結局、その後、お互いに結婚・出産しました。友人は今でも「あのときのお金は返したい」と言ってくれますが、「自分の生活や子どものために使ってほしい」と返してもらわないことにしました。返してほしい気持ちもありますが、諦めました。
友人に総額200万円を貸した経験から学んだことは、お金の貸し借りはしないこと。もしくは、返してもらえる額しか貸さないことです。結局、自分が友人のために助けたいと思ってお金を貸したことが、友人の中で歯止めが利かなくなったように思います。貸したお金は何とか返ってくるだろうと思っていたのがいけなかったと思っています。
※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。
著者:小川かやこ/30代女性・主婦
イラスト/まげよ
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