「危ないな」危険運転の車にモヤモヤ。信号無視ギリギリで走り去る姿を見た直後、突然現れたのは
走行中、落ち着かない動きをする車が目に入りました。なんとなく嫌な予感がして、その車の行方をつい目で追ってしまって……。まさかこの後、あんな場面を目にする …
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楽しく食事をしていたかと思ったそのとき、急に父親の反応が悪くなり、目の前で倒れてしまったのです! あまりに急な出来事で、「このまま意識不明になったら……」「このまま死んじゃったら……」と私はパニックに。救急車を呼び、父は病院へと運ばれました。幸い病院についたころには意識を取り戻したのですが、検査をしてみないと原因はわからないとのこと。
母も高齢になりつつあり、倒れた父親と母親を置いて帰るのは不安で、せめて原因がわかるまで数日地元に残りたいと思いました。私には弟がいますが、地元からも遠く離れて住んでいるため、そう簡単には戻ってこられません。
父親の状況がまったくわからない不安から「どうしよう……。何かあったときに、すぐ駆け付けられるところに住んでいないのがツライ。数日残ってもいいかな?」と訴えました。ところが、夫は「え? でも俺は仕事あるし無理だよ、仕方ないじゃん」というのです。目の前で倒れて、そのまま帰らぬ人になったかもしれない状況にもかかわらず、サラリと「仕方ない」と言われ、こんなにも情がない人だったのかとやるせない気持ちが湧いてきました。
あまりにショックで言い返すこともできなかった半面、夫との関係性を悪くしたくない気持ちもあったので、翌日には後ろ髪を引かれながら自宅に帰りました。しかし、夫に対するモヤモヤした気持ちが収まりません……。
次第に夫に対する態度も悪くなってしまい、このままではいけないと思った私は「なんでもかんでも仕方ないで済ませないでほしいんだけど」と自分の思いを伝えました。すると夫の口から、「だって仕方ないじゃん、病気になってしまったものは」との返事が。たしかに言っていることは間違っていません。ですが私の悲しく不安な気持ちはどうすればいいのか、という思いが込み上げてきました。
「悩んでも仕方ないのはわかるけど、私はそんなに早く気持ちを切り替えられない。だからそんな簡単に仕方ないなんて言わないでほしい」と言葉を振り絞った私に「ごめん、口癖かも」とのこと。続けてこんな言葉をかけられたのです。「お義父さんとお義母さんはこれからも2人で生活していかなければいけないんだから、2人でどうにかできる方法を考えないといけない」と。
実は「仕方ない」のひと言の裏で、冷静にいろいろなことを考えてくれているとは……。自分の親ではないから、立場の違いからショックを受ける度合いが違うのは当然ですが、夫は気持ちの切り替えが早く、今何をすることが一番いい方法なのかを考えていてくれたのでした。
夫の「仕方ない」に対しては、もう少し言葉が欲しかったなと思いましたが、気持ちの切り替えの早さは見習うべきところ。ただショックを受けていても事態が良くなることはなく、次にどうするのがいいか考え行動したほうがいいことに気が付きました。
この出来事のおかげで、今では私も何か思いも寄らないことが起きたとき、比較的早く気持ちを切り替えられるようになったと思います。また結婚して一緒にいる時間が多くても、やはり夫婦は別の人間なんだと再確認。考え方は違うことも多く、口に出さないとわからないことがまだまだたくさんあると思いました。
※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。
マンガ/山口がたこ
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