「歩けなくなる?」何もない場所でつまずき横断歩道で転倒。整形外科で判明した筋肉の意外な真実
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私は慢性的な頭痛に悩まされており、気分が悪くなってイライラがたまり、さらに頭痛が悪化するという悪循環でした。若いころと違い、ストレッチや睡眠でも回復しません。周囲の勧めもあり整形外科に行ったところ、ペインクリニックを紹介されたときのお話です。
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子育てをしつつパートで働き始めてから、慢性的な頭痛に悩まされてきました。もともと若いころから肩凝りからくる頭痛がひどかったのですが、加齢のせいかストレッチをしたりマッサージをしたりしても治まらなくなりました。
頭痛がすると目がかすみ、めまいも起きるようになりました。そこで痛み止めを飲むようになったのですが、今度は痛み止めのせいか胃痛がするようになり精神的にも追い込まれるように……。
できるだけイライラしないよう我慢していましたが、どうしても家族には伝わってしまうようで子どもに心配されることも。そんなとき、夫からのすすめもあって整形外科を受診することにしたのです。
整形外科を受診して、改めて頭痛の原因が肩凝りやストレートネック(首の骨の部分のカーブが消失し、真っすぐになってしまう状態)から来ることを確認してもらいました。頭痛が別の理由からだったらと思うと不安だったので、心配が解消されて安心しました。
その半面、医師からは肩凝りが治らないとストレートネックも治らず、頭痛も続くと言われて困ってしまいました。そこで、痛みの治療を主とする医療機関「ペインクリニック」を紹介してもらって、そちらを受診することにしたのです。
ペインクリニックは、麻酔や神経ブロック(神経や神経の周辺に局所麻酔薬を注射して、痛みをなくす方法)などを用いて痛みのサイクルを取り除くことで、慢性的な痛みを軽くしたりなくしたりする治療法をおこなっています。改めて検査してもらった上で、押すと痛みを感じるトリガーポイントと呼ばれる部位に麻酔を打つことになりました。
注射と聞いて身構えましたが、針先が細いのでほとんど痛みを感じずに済みました。注射を打ってもらってから、肩がじんわりと温かくなり頭痛も治まってきました。劇的に効くというよりは、少しずつ改善するといった感じです。
ペインクリニックと並行して肩凝りに効くストレッチをおこない、肩や首を冷やさないよう心がけました。肩回りの筋肉を付けるよう指導されたので、軽い筋トレもするように。ペインクリニックには2週間に1回通い、半年ほどで痛み止めも必要なくなりました。
頭痛から解放されると、ストレスが減ってイライラやミスもなくなりとても助かりました。頭痛はつい我慢しがちですが、経験から我慢してしまうとかえって悪化することがわかりました。痛み止めをやめられたことで食欲も戻り、胃腸の働きが活発になったせいか便秘といった症状も改善されました。思い切ってペインクリニックを受診してみて本当によかったです。
※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
監修/菊池大和先生(医療法人ONE きくち総合診療クリニック 理事長・院長)
地域密着の総合診療かかりつけ医として、内科から整形外科、アレルギー科や心療内科など、ほぼすべての診療科目を扱っている。日本の医療体制や課題についての書籍出版もしており、地上波メディアにも出演中。
文/杉井水乃
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