「鏡を見てがくぜん!」帰宅後に気付いた私のスカートに起きていた衝撃の異変
帰宅してふと鏡をのぞいた瞬間、全身から力が抜けるような衝撃を受けました。その時の焦りと恥ずかしさは、今でも忘れられません。 ★関連記事:「後ろを見て!」 …
ウーマンカレンダー woman calendar
社会人になって3年目のころ、トイレで用を足すと血が出ることが続きました。最初は「切れてしまったのかな? まぁそのうち治るだろう」と気ラクに考え放置していたのですが、日に日に出血量が多くなっていったのです……。
★関連記事:「ウソ!血便が出ている…!?」恥ずかしさをこらえて病院を受診。そこでわかった病名は【体験談】
病院に行こうか市販薬を買おうか迷っていたのですが、ある日とうとう便器の水が真っ赤になるほどの出血が! 市販薬では心もとないと思い、病院へ行くことにしました。
とはいえ、何科に行けばいいのか悩んだ私。痔は内科で見てもらえるのか、消化器内科でいいのか? いろいろ調べた結果、駅の看板で見ていた「肛門クリニック」なら間違いないだろうと、そちらで見てもらうことにしました。
「ちょっと見てもらって塗り薬が出て終わりだろう」と軽い気持ちでいたところ、医師は「あ、これは!」という反応でした。診察だけでは終わらず、「時間があるなら今日やろう」とのことで、そのまま大腸の内視鏡検査をすることに。
2Lほどの下剤を2時間くらいかけて飲むのですが、苦手な風味だったので一緒に出された飴がとてもありがたかったです。飴の甘さで中和しつつ、なんとか飲み干しました。
内視鏡の診断結果は「潰瘍性大腸炎(大腸の粘膜に潰瘍ができる大腸の炎症性疾患 )」。国から難病指定されている病気です。元首相の持病とのことで名が知られていますが、当時は初めて聞く病名でした。
医師から病気についての冊子をもらい、医療費助成についての説明などを受けましたが、想定外の状況すぎて頭がついていきません。短期間で治る病気ではないとのことで、薬も次の通院日分まで毎日3食分と大量に出ました。
今まで大きな病気になることなく、薬もあまり飲む機会がなかったので、この量は自分が重病人になった気がしてかなりショックだったことを覚えています。
幸い自分の病状は、直腸型という腸の炎症部位が限定されたタイプだったので日常生活にそれほど影響はありませんでした。それでも粘液が肛門近くに下りてくるせいで何度も便意を催し、仕事を中断してトイレに駆け込むことに。職場の一部の人には病気の旨を伝えていたのですが、知らない人には「やたらトイレの近い人だ」と思われていたことでしょう。
食事制限もありませんでしたが、炭酸飲料や辛い物を飲食した後は、少し病状が悪くなっていた気がします。今まで意識していませんでしたが、腸に刺激のあるなしが顕著にわかって勉強になりました。
それから10年以上たった今では、寒い時期に少し粘液が出るくらいで寛解状態ですが、いまだに発症原因は不明です。家族にも同じ病気の人はいないし、本当にいきなり症状が出たという状況でした。何事も他人事ではないと実感し、体に気をつかおうと思わされた一件です。定期的に大腸内視鏡検査を受けるきっかけになっているので、悪いことだけではなかったなと思っています。
※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
監修/里村仁志先生(里村クリニック院長)
消化器疾患が専門。2003年 獨協医科大学医学部卒業、2005年獨協医科大学第1外科、2016年さいたま赤十字病院外科を経て、現在に至る。
文/きいろ
★関連記事:「え?血便…!?」痔と思い込んで放置は危険!大腸がんの可能性も【医師監修】
あなたの体験談も教えて! 抽選でギフト券進呈
のむすんさんの知人の実体験をマンガ化したドロドロ婚活ストーリー。 28歳のしおりさんは、結婚を考えていた彼・のり君に突然振られてしまいます。どうにかして立ち直り、新たな出会いを探す...
続きを読むのむすんさんの知人の実体験をマンガ化したドロドロ婚活ストーリー。 28歳のしおりさんは、結婚を考えていた彼・のり君に突然振られてしまいます。どうにかして立ち直り、新たな出会いを探す...
続きを読むのむすんさんの知人の実体験をマンガ化したドロドロ婚活ストーリー。 28歳のしおりさんは、結婚を考えていた彼・のり君に突然振られてしまいます。どうにかして立ち直り、新たな出会いを探す...
続きを読むのむすんさんの知人の実体験をマンガ化したドロドロ婚活ストーリー。 28歳のしおりさんは、結婚を考えていた彼・のり君に突然振られてしまいます。どうにかして立ち直り、新たな出会いを探す...
続きを読むのむすんさんの知人の実体験をマンガ化したドロドロ婚活ストーリー。 28歳のしおりさんは、結婚を考えていた彼・のり君に突然振られてしまいます。どうにかして立ち直り、新たな出会いを探す...
続きを読む帰宅してふと鏡をのぞいた瞬間、全身から力が抜けるような衝撃を受けました。その時の焦りと恥ずかしさは、今でも忘れられません。 ★関連記事:「後ろを見て!」 …
子どもが生まれて初めての帰省。夫の提案で車で行くことになりましたが、この長距離移動は想像以上に過酷で、思わぬ結果を招くことになりました。 ★関連記事:「 …
38歳の冬、突然片耳の聞こえがおかしくなりました。仕事も育児も全力で走っていた私を襲った病気とは……。 ★関連記事:「誰のおかげで生活できると思ってんだ …
私は、余命わずかな母を最期まで見届けたい一心で仕事を辞め、母の介護に専念していました。一方で兄の妻である義姉は、母が亡くなった後の遺品に強い関心があるよ …
もともとにおいに敏感な私は、百貨店の1階にある化粧品売り場を通るたび、いつも息苦しさを感じてしまいます。 ★関連記事:「強烈な香りが」通勤電車で隣に座っ …
今から30年ほど前、私が子どものころの出来事です。少し前までご機嫌で晩酌を楽しんでいた祖父が、突然苦しみだしたのです。命に関わるかもしれない場面で、子ど …
42歳の夏、突然右手にこわばりを感じました。その後、毎朝、小指だけが折り畳まれているという状態が続きました。原因がわからず、不安な気持ちでいっぱいに。受 …
旅先のホテルで、つい図々しいお願いをしてしまった私。まさか数分後、その出来事が自分に跳ね返ってくるとは思いませんでした。 ★関連記事:「恥ずかしい…」祖 …