「歓迎されていない」父の再婚後、実家で感じたよそよそしい空気。心がすり減り、下した悲しい決断とは
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自分の親や義理の両親についての体験談を紹介します。

結婚してマイホームも建て、真っさらな庭に時間を見つけては小さな花壇を作り、休日にはちょとしたガーデニングを楽しんでいました。そんなある日、外出して帰宅後に何げなく見た庭に驚きを隠せず……。なんと、木枠で仕切られた畑が突如現れていたのでした。
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結婚後に念願のマイホームを建て、新築間もなく、お披露目も兼ねて夫の両親と私の両親を招待して、わが家で会食会を行ったときのこと。義父が真っさらな庭を見て、「こんなに広くて日当たりの良い庭なら、花だけではもったいないね」と。「そうですね、季節に合わせてお野菜とか作れるといいですね、でも、私は野菜とか作ったことがないので」と、その場の雰囲気で答えた私でした。
その返答に、退職後に自宅で野菜作りを趣味にしている義父は、「野菜作りでわからないことがあったら、何でも聞いて、手伝うから」と。そのときは、「野菜作りなどは将来的に」と長いスパンで考えていた私。こんなに早い段階で野菜作りをおこなうことになるとは思ってもいなかったのです。
あの会食以降、義父は私宛ての電話や訪問時に「前に言ってた野菜作りは、どうなった? いつから始める?」と執拗(しつよう)に尋ねてくるようになりました。最初のうちは、「そうですね、また今度考えておきます」と返答を先送りにしていたのですが、先送りにした返答にしびれを切らした義父は、とうとう行動に出たのです。
帰宅後に驚いた私は、義父に電話して「お義父さん、畑を作ってくださったのですか? まだ先のことだと思っていました」とやんわり否定したつもりの回答だったのですが、義父は、「なかなか野菜作りを始めないから、勝手に庭に作ってしまったけど、ちょどいい野菜苗が入ったから植えておいたよ」と意気揚々に応えたのです。
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