「うっ…臭い」疲れていた私がラッキー!と思った電車の席。しかし、まさかの事態に【体験談】
私は毎日電車で通勤しています。満員電車というほどではないものの、そこそこの混雑具合で、家と会社を往復するのがいつもの日常です。そんなとき、とんでもない悪 …
ウーマンカレンダー woman calendar
40代になってから、なんだか体の不調を感じるように。30代のころはもっと元気で動けたはず……。でも、周りの人たちもそうだと言っていたし、加齢だから仕方がない、そう自分に言い聞かせていました。それがなんと思いがけない診断が下り……。手術することになったのです。
★関連記事:40代では2人に1人にある!? 「子宮筋腫」ってどんな病気? 原因は? 受診の目安は?【医師監修】
現在45歳の私ですが、40歳ごろからプレ更年期のような症状を自覚し始めました。主な症状はイライラで、特に生理前のイライラがひどくなっていました。いつもなら流せるささいなことにもイライラ。子どもにも夫にも少しのことで怒ったりするようになりました。
感情の起伏も激しくて、自己嫌悪になったり気分が落ち込んだりということを繰り返していました。このままでは子育てや家庭に悪い影響が出てしまうと不安になっていました。
もう1つ気になっていた症状は、下腹部の痛みと生理の出血の多さ。時々起こる腹痛は治まってしまうのであまり気にしていませんでした。しかし、生理の出血はナプキンを数時間で取り換えなければ漏れてしまうほどで、長時間座るときには慎重になりました。今思えばおなかがどんどん大きくなっていましたが、ビールの飲み過ぎ?くらいに思っていました。
年齢的にも仕方のないことかなと深く考えず、これらの症状はプレ更年期だろうと自己判断していました。そして症状を少しでも和らげたくて、近所の内科を受診した結果、更年期症状だということで「桂枝茯令丸(けいしぶくりょうがん)」という漢方薬を処方してもらっていました。
そのころ職場の先輩が卵巣がんの手術をしたと聞き、下腹部痛が心配になってきました。自分も下腹部が痛み、生理の出血も多いと先輩に話すと、婦人科の受診を勧められました。そこで婦人科を受診して検査をしてもらったところ、なんと子宮に16cmの巨大筋腫が! 当時42歳でしたが、40歳のときに受けた子宮がん検診では何も言われていませんでしたので驚きました。
腫瘍が大きいと悪性の疑いもあるため、大学病院を紹介されました。その結果、筋腫が小さければ腹腔鏡手術で筋腫だけを取り除くこともできるようですが、私の場合は大きくなり過ぎていたのでリスクが大きく、子宮全摘手術をすることになりました。
受診したことで判明した子宮筋腫。私の場合、イライラや腹痛などをプレ更年期症状だと思い込み、定期健診を受けていなかったことが筋腫を大きくしてしまった原因かもしれません。その後、開腹手術ではなく腹腔鏡手術を目指し、筋腫を小さくするホルモン療法を受けることになりました。女性ホルモンを止める療法ですが、これにより本格的な更年期症状を経験しました。体の不調の裏には、思わぬ病気が隠れていることもあると実感した出来事です。
※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
監修/粒来 拓先生(よしかた産婦人科分院 綱島女性クリニック院長)
日本産科婦人科学会 専門医・指導医。日本女性医学学会 女性ヘルスケア認定医・指導医。日本女性心身医学会 認定医。患者一人ひとりの症状と考え方に寄り添い、サポートしている。
イラスト/サトウユカ
★関連記事:「あれっ!」意外な症状がきっかけで子宮筋腫が判明! 受診の決め手となった症状とは【体験談】
あなたの体験談も教えて! 抽選でギフト券進呈
インスタグラムやブログで家族の話をつづっているおーちゃんによる50代の日常を描いたマンガ。 アラフィフのおーちゃんは、仕事がお休みの日はとことん家にひきこもることを決めています。天...
続きを読む子どもたちが小さいころから、決して “子育てに積極的” とは言い難かった夫。そのくせ、成長した子どもたちに子育ての苦労話を恩着せがましく披露しては、辟易(へきえき)させています。あ...
続きを読むイラストレーター&漫画家のフカザワナオコさんによる、アラフィフ女子の日常を描いたマンガ。今回はコレステロール値についてお届けします。 ★前の話 この数値ならセーフ!と思いき...
続きを読む私の夫は仕事中の事故で負傷し、それ以来リハビリ生活を余儀なくされる状態になってしまいました。今は私が家計を支えるため毎日一生懸命働いています。しかし生活は大変。高校生の息子にも迷惑...
続きを読む娘を自然あふれる場所で育てたいと思った私は、田舎町へ引っ越しをすることに。ご近所さんの紹介を受けて、地元のスーパーでパートとして働くべく面接へ行ったのですが……。そこにはとんでもな...
続きを読む私は毎日電車で通勤しています。満員電車というほどではないものの、そこそこの混雑具合で、家と会社を往復するのがいつもの日常です。そんなとき、とんでもない悪 …
40歳の私は、とあるレストランの店長をしています。数年前に脱サラして料理修行に励み、事故で急逝した父の店を継いだのですが、常連さんには好評を得ています。 …
55歳から漫画を描き始めたナランフジコさんによる、熟年夫婦の生活を描いたマンガ。 日ごろの言動から夫は宇宙人みたいだと思っていたフジコさん。ある日、とあ …
これまで家事・育児・仕事でいっぱいいっぱいだった毎日。ふと、自分の時間がないことに気が付き、思い切って転職をしてみました。なかなか仕事が決まらず焦りもあ …
40歳になったころ、突如として生じた喉の違和感。喉に何か詰まっているようで何度もせき払いをしたり水を飲んだりしましたが、その違和感は消えませんでした。そ …
静かな地方都市で時々遭遇する「爆音懐メロカー」。不快に感じながらも、どこか懐かしさを覚えるその正体とは。音楽と地域社会の関係性について、ある日の体験から …
普段から運動は欠かさず、食生活にも気を配っているため、健康には自信がありました。ところが2019年の健康診断で、夫婦ともに悪玉(LDL)コレステロール値 …
弟の結婚式に出席したときのことです。私は少し緊張していたせいか、恥ずかしいミスをしてしまいました。 ★関連記事:「下着が丸見え!?」ただのセーターだと思 …